KVR Developer Challenge 2016で3位だったMusical EntropyさんのSpaceship Delayの紹介です。
かなり多機能で魅力あるディレイプラグインです。
音デモ
鳴らしてみました。
ドラムに掛けてみました。
ドラムはLoopcloud Drumです。
シンセを足してみました。
シンセはUVIのPX V8です。
なんかこういう雰囲気好きなんですよね。
概要
Spaceship Delayは、クラシックなモダンとヴィンテージサウンドのディレイをフィーチャーしたディレイオーディオエフェクトです。ボーカルのミキシング、ドラム、ギター、シンセの音に深みを与える典型的なディレイとして使用できるほか、アタックコントロールにより、よりクリエイティブなエフェクトとして、またフリーズスイッチと非常に長い最大ディレイサイズによりルーパーとしても使用することができます。
主な機能
シングル、ピンポン、デュアル/ステレオの3つのディレイ・モード。
ディレイタイム(単位:ミリ秒)、フィードバック(最大110%)、タップテンポボタンなどの標準的なディレイエフェクトのコントロール
ディレイ・タイムとフィルター・カットオフ周波数に作用するモジュレーション・セクション。
アタック・コントロールにより、入力音量があるスレッショルドより大きいときだけディレイ・ラインに信号を送ることができます。
有名なテープ・マシンをモデルにしたスプリング・リバーブ。
標準的なローパスとハイパスフィルター、シェルフフィルター、2つの有名なシンセサイザーフィルターのシミュレーションを含む高度なフィルタリングセクション(このフィルターでもなく、他のフィルターです)。
異なる種類のディレイラインとサチュレーションの色付けが可能な “モデリング “セクション,ビットクラッシャーとチューブプリアンプシミュレーションを搭載.
フリーズ “スイッチは、クリエイティブなエフェクトとして、または高いディレイ値でルーパーとして使用するために使用できます。
フィルター、トレモロ、ヴィンテージ・フェイザーなどのポスト・エフェクトを搭載。
Spaceship Delayには、いくつかのプリセットと、aboutタブ(ユーザーインターフェイスのロゴをクリック)から利用できる埋め込みチュートリアル機能が含まれています。
フォーマット
Windows 7+ VST/AAX 32/64 bits
Mac OS X 10.9+ VST/AU/AAX 32/64 bits
ダウンロード
ダウンロードは登録不要でダウンロード出来ます。
上記リンクより遷移し、「Spaceship Delay」のご自分のOSの「Link」をクリックでダウンロード出来ます。
インストール(Win)
インストールが少しコツがいります。
ダウンロードしたファイルを解凍すると以下の様な構成です。
「Spaceship Delay.dll」は通常通りVSTのフォルダに入れます。
起動すると以下の様な画面が表示されます。
右下のボタンをクリックして「Musical Entropy」フォルダを入れ、プラグインを再起動するとちゃんと起動するようになります。
まとめ
使い易いしGUIも良いしプリセットも豊富で良いプラグインですね。
The Great Escapeのプレビュー版もいい感じなので今後の活動が楽しみなデベロッパーさんです。
記事も書いてます。
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