Meatbeatsのあの黄色い音源をサンプリングしたROMpler音源「Orbhits」の紹介
今日はあの黄色い音源をサンプリングした音源「Orbhits」のご紹介です。
あの黄色い音源とはE-mu社のOrbitですね。
SP-1200 Drum Sampler、Emulator、Proteusシリーズは名前を聞いた事があるんじゃないでしょうか。
しかしCreative社に買収された後はPC寄りの製品にシフトしていき、Proteus VX等をリリースするも、売れなかったのか今では跡形もありません。
私自身Proteus2000を持っているのと、XL-7 Command Stationをヤフオクで競り負け、悔しい思いをしたのを今でも鮮明に覚えています笑
もっとハードを作って欲しかったメーカーさんです。
ちょっと前置きが長くなりましたが、「Orbhits」はそんなE-mu社のOrbitをサンプリングして作られた音源です。
しかしこの頃の音源はたった8MBのROMだったんですよね。
音デモ
プリセットを幾つか鳴らしてみました。
MIDIノートC2とC3を鳴らしています。
Bassが結構良いです。
あと今となっては音程で再生スピードが変わる音源は貴重です。
Bassをフレーズで鳴らしてみました。
なんか昔のドラムンベースを思い出したので、それっぽい感じにしてみました。
ドラム以外のベースとワンショットはOrbhitsです。
概要
バック トゥ ザ レイブ
90年代の黄色いハードウェアラックユニットからサンプリングされた170のレトロヒット、スタブ、パッドとベース。
40ベース、60コード、20ヒット、30パッド、15SFXと5Vox。ヴィンテージリバーブとパンモジュールを含む。システム要件
VST/VST3/AU Mac 10.14/10.15/11/12およびWindows 8.1/10/11
ダウンロード
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上記リンクから遷移し、価格入力して「これ欲しいです!」をクリックします。
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「コンテンツを表示する」をするとダウンロードリンクが表示されます。
容量がプラグインとしては少し大きく164.1 MBです。
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍するとOS毎にフォルダが分かれています。
音源ファイルが入ったフォルダ「Orbhits.instruments」はMac、Win共通です。
(プラグインと同じフォルダに入れます。)
Winの場合はVST3をインストールすれば良いかと思います。
インストールは以下のファイルとフォルダをVST3フォルダに入れれば完了です。
・「Orbhits.vst3」ファイル
・「Orbhits.instruments」フォルダ
C:\Program Files\Common Files\VST3
まとめ
サンプリングなのでそのままの音がします。
最近の音源では中々出ない音なので貴重ですね。
Meat BeatsさんではOrbhitsの他に90sのハウスでよく使われたピアノ音を再現したMicro Pianoも無料配布しています。
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