無料のKOMPLETE START付属のPlaySeriesを使って音源作り

DTM
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無料のKOMPLETE START付属のPlaySeriesを使って音源作り

Chillout with Beats の yosi です。

前回に続き無料のKOMPLETE START付属のシンセを紹介します。

今回からはKontakt6に搭載された3つのPlaySeries Instrumentsから少しだけ収録されているPlaySeriesSelectionを紹介します。

NativeInstsumentsのKONTAKT6の説明を以下に引用します。

KONTAKT 6では、新たにKONTAKT Play Seriesが導入されました。各インストゥルメントは、ウェーブテーブルシンセシスと独創的なサンプルコンテンツを組み合わせたハイブリッドで、シンプルで直感的なインターフェイスとパワフルで独創的なプロセスチェーンを装備し、ダイナミックなサウンド作りやブレンドが可能です。

各インストゥルメントには、入念にアサインされた8つのマクロコントロールが用意され、KOMPLETE KONTROLとMASCHINEハードウェアの8つのエンコーダーと連動します。これらのコントロールには数多くの共有パラメーターがマッピングされているので、マクロノブを1つ回すだけで、サウンドを劇的に変化させることができます。

キーとなるパラメータが最初から8つのマクロコントロールに割り当てられているのは使い勝手がいいですね。

マニュアルを探しましたが、見つかりませんでした。
まだ、用意出来ていないのか、ノブ8つだけだから判るだろう?ということなのか。

KOMPLETE START ANALOG DREAMS

まずは「ANALOG DREAMS」からです。

NativeInstsumentsの説明には以下の記載があります。

1970年代、1980年代、1990年代の伝説のアナログ&デジタルシンセに特化したパワフルなインストゥルメントです。

ざっくりとした説明ですが、フリーなので、その変なはあまり触れずに進みます。

FULL版から10音色のみお試し出来る感じです。

少し触った感じだと音は気持ちが良いです。良い意味で太過ぎず。

特にフィルターの効きが気持ちいいです。

共通のノブだけ簡単に説明しておきます。
以下の2つ以外は音色によって異なります。

カットオフのオートメーションした後、音色変えると残念な感じになります。
(音色毎にカットオフのノブが異なるので・・・)

「BlrndAB」ノブでAの音とBの音のミックス度合いを決めます。
結構片方の音だけでも良い音がします。

「Volume」音量ですね。

ANALOG DREAMS デモ音源

音色は「Ambient EP」を使いました。

フィルターが気持ち良かったので、オートメーションで掛けています。
1つのノブで複数パラメータが動くのでカットオフとレゾナンスが上手い具合に調節されている印象です。

少し歪むような感じだけど歪み過ぎない感じが良いですね。

 

KOMPLETE START ETHEREAL EARTH

NativeInstsumentsの説明には以下の記載があります。

世界各地の民族楽器にデジタルシンセシスを加えた、リッチなハイブリッド・インストゥルメントです。

壮大な感じの音色が多いです。(リリースが長いのでCPU負荷多め)

「ANALOG DREAMS」より明らかに重いです。

特に「Breath Ping」とうい音色が重いです。
Surface6ではノイズが乗ってまともに使えないですね。

他の音色もSurface6で30%~50%位のCPU使用率なので、使う場合はフリーズ機能等を利用して書き出して使用することになりそうです。

 

ETHEREAL EARTH デモ音源

音色は「Hollow Trees」を使いました。KompleteKontrolのARP機能で鳴らしただけです。

 

「Mountain Origins」の音色が気に入ったので、ドラムと併せてサイドチェインを掛けてみました。

デモ音源二つ目のループをSlicexにスライスして再構築しました。そしてGrossBeatを掛けてます。

 

 

KOMPLETE START HYBRID KEYS

「ANALOG DREAMS」と同じ位のCPU負荷で使いやすい印象です。

これ個人的には「Atmospheric」の音色かなり好きです。

私としてはピアノ弾かないので、曲の中でしっかり馴染んでくれるのが欲しかったんですよ。

世の中のピアノ音源って正直こだわりが強すぎて容量食うしCPU負荷高いしで、使い辛いの多いなーって思ってたんですが、これはほんと良い。

ブレンドで雰囲気を簡単に変えられるのが素晴らしい。

HYBRID KEYSのデモ音源

音色は「Atmospheric」を使ってます。

好きな音ですね。高温は少し固めの音ですが、中温は柔らかくて

こちらも「Atmospheric」です。

ブレンドノブをAからBにオートメーションしてます。

 

まとめ

3種類で全部で30音色ですが、クオリティがかなり高いです。

無料は太っ腹過ぎます。

どの音色も少しのパラメータ変化で色々な音が出るので、色々な場面で使えると思います。

ただ、ETHEREAL EARTHは他の2つに比べ少しCPU負荷が高い印象でした。

 

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