【2019年版】海外のサイトで人気がある無料のVSTi【TyrellN6】

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【2019年版】海外のサイトで人気がある無料のVSTi【TyrellN6】

2019年で海外のサイトKVRで人気のある無料のソフトシンセをご紹介する第4段です。(1月と2月の統計で出てきたSynthを紹介します)

すっかり間が空いてしまいましたが、続けます。

まとめページを作りました。
他の記事はこちらからどうぞ

スキンのインストールについてはこちらの記事をどうぞ

TYRELL N6の概要

ドイツのamazona.deとU-Heが共同開発したTYRELL N6の紹介です。

U-Heが作っているので、フリーウェアとは思えない音がします。

プリセットが1200以上ありますので、ソフトシンセを大量に持っている人以外はマストかと思います。

既にVer.3でしっかりメンテナンスされているようです。

そしてVer.3のGUIデザインは日本人の方のようです。 

Tyrell N6 V3 Design: Ryo Ishido

TYRELL N6のダウンロード方法

上記リンクから遷移して画面を少しスクロールすると以下の様な表示があります。

MAC、Win、Linuxとありますが、殆どの人はMAC、Winかと思います。

該当する方をクリックするとダウンロードが始まります。

解凍するとインストーラーが入っていますので、インストールします。

TYRELL N6の基本スペック

・オシレータ×2
・サブオシレータ×1
・フィルター×1
・ノイズジェネレータ×1
・リングモジュレーター×1
・オシレーターモジュレータ×1
・LFO×1
・エンベロープジェネレータ×2
・モジュレーションマトリックス×1
・コーラス×1
・ユニゾン可能な8音ポリ
・Lock機能
・GUIサイズ70%~200%変更機能
・スキン変更可能
・初期のDivaに近いフィルター搭載
・580以上のファクトリープリセットを搭載
 

TYRELL N6のシグナルフロー

マニュアルに記載されていましたので、載せておきます。

VCV Rackを使うようになってからこういった図を見ても理解出来るようになったのは良かったです。

シンセを勉強するなら無料で使えるモジュラーのVCV Rackが超絶おすすめです。

 

TYRELL N6のプリセットの追加方法

追加可能なプリセットが結構存在するようです。

まずはオフィシャルにあるプリセットを追加してみます。

プリセットのダウンロード

画面下部に2種類存在します。(一番下は圧縮方式が異なるだけです)

プリセットの追加

「Presets」をクリックします。

「Local」で右クリックして「open in Explorer」をクリックします。

「TyrellN6」を開き、先ほどダウンロードしたプリセットをこの中に入れます。

最後に「Local」で右クリックから「refresh」をクリックすれば完了です。

以下の様に今回追加したプリセットが表示されるようになります。

TYRELL N6のその他プリセット

U-He

結構色々な所にプリセットが存在しますが、チェックすべきはU-Heさんです。

既にKVR等にあるプリセットもここにまとめられています。

全部でざっと見ても500は超えます。

 

もしこの後のNKSの対応も行う場合、以下の2つのプリセットはダウンロードしてフォルダに格納しておきましょう。NKSにこの2つも含まれています。

 

・Tears in the Rain
・Mr Wobble
 

 

ZenSound

ZenSoundからBecruxというパッチコレクションが最近リリースされたようなので紹介しておきます。60のプリセットが追加出来ます。

画面中央にある以下のリンクからメールアドレスを登録する事でダウンロードが可能です。

 

TYRELL N6をNKSに対応させる

以下の記事でも書いていますが、オフィシャルでは対応していなくても、ユーザが自力で対応させているシンセもあります。

TYRELL N6はありがたいことに対応していますので、その方法をご紹介します。

前提として既にTYRELL N6がインストールされている必要があります。
この手順のみではTYRELL N6はインストールされません。

まず以下のリンクからダウンロードページに遷移します。

 
右上の「ダウンロード」から「直接ダウンロード」をクリックする

ダウンロードが完了したら適当な場所に解凍します。

NI ResourcesフォルダをNKSのフォルダに格納する

まずは「NI Resources」を開きます。

何かには「dist_database」と「image」フォルダが入っています。

それぞれ格納していきます。

 

dist_databaseフォルダ内の格納先

「dist_database」フォルダの中身全てをコピーします。

以下のフォルダに入れます。(そのままコピペでは使えない可能性がありますので辿って下さい)

Windows: C:\Users\Public\Documents\NI Resources
MAC: /Users/Shared/NI Resources/dist_database
image

「image」フォルダの中身も同様に以下のフォルダに入れます。

Windows: C:\Users\Public\Documents\NI Resources\image
MAC: /Users/Shared/NI Resources/image

 

User Contentフォルダ内の格納先

まず、「User Content」->「Presets」内に圧縮されていますので解凍します。

解凍後、「User Content」内の「TyrellN6」を以下のフォルダに入れます。

WIN: C:\Users\[USER]\Documents\Native Instruments\User Content
MAC: Users/[USER]/Documents/Native Instruments/User Content

TYRELL N6をMaschineから使う場合

Maschineを起動し、「File」->「Preferences」->「Library」を開きます。
「User」をクリックし、「Rescan」をクリックします。

Maschineのブラウザから「Instruments」をクリックし、「ユーザ」アイコンをクリックします。

「All Instruments」に「TyrellN6」が表示されていれば完了です。

カテゴリーもしっかり分かれていて最高です。

プリセットの数を数えたら1200を超えていました!!

 

TYRELL N6をKompleteKontrolから使う場合

KompleteKontrolを起動し、「edit」->「Preferences」->「Library」を開きます。

「User」をクリックし、「Rescan」をクリックします。

ブラウザから「Instruments」をクリックし、「ユーザ」アイコンをクリックします。

「All Instruments」に「TyrellN6」が表示されていれば完了です。

海外のサイトで人気がある無料のソフトシンセTyrellN6のまとめ

これは人気があるのも納得のいく出来です。

U-Heが作っている時点で他のフリーのソフトシンセとは一線を画します。

また、かなり無料プリセットがありますので、有料のソフトシンセを持っている人も持っておいて良いと思います。

NKSにも対応出来るので、MaschineやKompleteKontrolを使うユーザはマストですね。

 

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