ArturiaのPigments 3.5のアップデート内容を音付きで解説

2021 12 16 03h14 13 使い方
スポンサーリンク

ArturiaさんのPigmentsがバージョン3.5にアップデートしたので、アップデート内容を解説してきます。

アップデートのスピードが速いですね。

しかも機能強化が素晴らしくてほんとびっくりです。

WaveTableも強化されており、結構激しい音が出るようになってきました。
(まだまだSerumの牙城を崩す所まではいかないですが)

ArturiaのPigmentsバージョン3.5のアップデート内容の解説

 

New CrossMod

ユニークなサウンドビヘイビアと複雑な音色の創造 エンジン1&2間のクロスモジュレーションで クロスモジュレーションとは、ある音源を使用して別の音源をモジュレートすることで、ワイルドハーモニクスや珍しい波形、極端な音響結果を生み出すという、最もシンプルな方法です。Pigments 3.5はCrossModを導入し、両方のアクティブなエンジンの間で多彩な周波数変調動作を作成することができます。このPigmentsのサウンド能力の爆発的な進化は、ドラム&ベース、グライム、ダブステップなどのメタリックで鋭い、そしてストレートにマッシブなサウンドをより深く掘り下げるものです。

クロスモジュレーション機能が追加されました。

これはエンジン1とエンジン2でモジュレーションを設定出来るようになりました。

以下の動画を再生するとクロスモジュレーション機能の所から再生されます。

実際に試してみました。

設定は下図の赤枠部分で出来ます。

2021 12 16 02h46 17

New Distortion Module

16種類の多彩なディストーション・アルゴリズムを1つのコンポーネントに搭載 「ディストーション」という言葉は、壊れたスピーカーコーンやクリップするアナログ回路に由来するものから進化してきました。今日では、微妙な倍音の変化から、認識できないほど砕けた音まで、柔軟なサウンドデザインツールとなっています。Pigments 3.5の新しいディストーション・モジュールは、16種類のディストーション・モードと内蔵フィルタリングを組み合わせ、どんなフレーバーやグリットの度合いにも簡単にアクセスすることができます。ゲルマニウムファズからギザギザのウェーブフォールディング、ソフトサチュレーション、ピュアフィルスまで、あなたのパッチをクランクさせたり粉砕させたりすることが可能です。

16種類あるのは良いですね。

2021 12 16 02h49 17

以下の動画を再生するとディストーションの所から再生されます。

実際に試してみました。

これかなり良いですね!

1つ1つしっかりキャラが違って使い易いと思います。

これは流石Arturiaさんと言う感じです。

New Expanded Comb Filter

従来のフィルター動作を超えた多機能なサウンドデザインツール Combフィルターは、アコースティック楽器の自然な音波の振る舞いを模倣したり、フィードバックディレイを調整したSF的なサウンドエフェクトを作ったりすることが可能です。Pigments 3.5では、Comb Filterに新しい減衰モードが追加されました。LP6、BP6、HP6です。これらのモードはフィードバックループの特定の周波数をフィルタリングし、Comb Filterの動作をより細かくコントロールできるようにします。アンビエントなプラック、弓弾きのリード、メタリックなベースなど、あなたのミックスをより良いものにします。

以下の動画を再生するとコムフィルターの所から再生されます。

新たに3つ追加されました。

2021 12 16 03h00 00

実際に試してみました。

これも良いですね!

 

Enhanced Sample Engine Browser

Pigmentsのサンプルエンジンで、正しいサンプルを見つけ、ライブラリを整理することが、これまで以上に簡単になりました。ブラウザーはサブフォルダーで拡張され、クリックするだけですべてのサンプルをプレビューできるようになりました。

実際に試してみました。

いや~素晴らしいですね。

Apple M1 Compatibility

Pigments 3.5 は Apple の次世代 M1 プロセッサをネイティブサポートし、最新の macOS マシンでスムーズで完璧なパフォーマンスを保証するよう、アップグレードされました。詳しくはFAQをご覧ください。

Streamlined UI/UX

Pigments 3.5では、サウンドデザインプロセスを合理化するために、数多くの微妙なデザイン変更とワークフローの改善が行われています。メニューの調整とナビゲーションの簡素化により、Pigments 3.5はより簡単に、より速く、より信頼性の高いものとなりました。

 

 

New Wavetables

Pigments 3.5では、分子構造、鉱物のテクスチャ、アグレッシブなモダンな音色からインスピレーションを得た数多くの新しいウェーブテーブルを導入し、今日の電子音楽プロデューサーにこれまで以上に広がりのあるパレットを提供します。

Ver3.5で追加されたWaveTableへのアクセス方法を動画にしました。

 

New Factory Presets

Pigments 3.5では、社内サウンドデザイナーとワールドクラスのプロデューサーが制作した150の新規パッチを導入し、CrossMod、Comb Filter、新しいウェーブテーブルなどの新機能の大きな可能性を探求しています。

Ver3.5で追加されたプリセットへのアクセス方法の動画を用意しました。

 

まとめ

ちょっとめちゃめちゃ良くなってますね。

まだWaveTableに関してはSerumには及ばないですが、他の機能が凄過ぎます。

しかもセール価格で$99なら今出てるソフトシンセでおすすめ度トップ3に入ります。

唯一の残念な所はCPU負荷です。

全体的に結構重たいプリセットが多いのでそこだけです。

あとはもう超おすすめです。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
使い方

コメント

タイトルとURLをコピーしました