Linda Audioのシマー・グレイン・ジェネレーターを搭載したStargazerの紹介
今日は個人的に好きなデベロッパーLinda AudioさんのStargazerをご紹介します。
Stargazerはサウンド的にはシマーリバーブの様な音がします。
エディットが結構出来るので、シマーリバーブで片付ける事の出来ないエフェクトです。
音デモ
プリセットを鳴らしてみました。
なおバージョン1.0で私の環境(FL Studio)ではVST3のプリセットが動作しませんでした。
プリセットを使いたい方はVST2の方が良いかもしれません。
かなりスペーシーな音が鳴ります。
ドラムとベースを付けてみました。
短めで派手さは無いのですが、使えます。
概要
リンダ・オーディオから、シマー・グレイン・ジェネレーターを搭載したハイブリッド・ディレイ/リバーブ、スターゲイザーが登場。このユニークなエフェクトは、あらゆるサウンドを幽玄なきらめくサウンドスケープ、弦楽器のような、あるいはオルガンのようなアンサンブルに変えることができる(他のシマー・リバーブと同様)。Stargazerは、任意のアンビエント音楽のための素晴らしいツールですが、それは他の多くのジャンルやユースケースにも最適です。ギターだけでなく、シンセとの相性も抜群ですし、ユニークなSFXデザインにも使えます。
Stargazerは伝統的なシマー・リバーブのデザインとは少し異なります。ディレイのネットワークで構成され、それぞれのディレイラインがピッチシフトされた短い音の粒を生成し、これらの音の粒はディレイネットワークにフィードバックされます。ディレイ・ネットワークは2本から13本のディレイ・ラインまで拡張可能です。2~3本のディレイ・ラインではディレイ効果が非常に顕著で、ディレイ・タップがはっきりと目立ちますが、13本のディレイ・ラインではサウンドに大きな密度と滑らかさが生まれます。ディレイは時間(サイズ)、プリディレイ、フィードバック、ダンピング・フィルター・コントロール、ハイパス・フィルター、ステレオ幅をカスタマイズできます。サウンドはコーラス・エフェクトでモジュレーションすることもでき、Organizeと呼ばれる特別なモジュレーションもあります。グレイン・ジェネレーターもカスタマイズ可能で、グレイン・サイズ、ピッチ・シフトされた信号のフィードバック、通常の信号とのミックスを調整できます。
フォーマット
OS | 32bit | 64bit |
---|---|---|
mac | x | x |
Win | VST2 | VST2,VST3 |
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、該当するフォーマットのリンクをクリック
私の環境(FL Studio)だとVST3のバージョン1.0.0はプリセットが動作しませんでした。
VST2だと問題無かったので、プリセットを使いたい方はVST2版の方が良いかもしれません。
DropBoxに遷移するので、「ダウンロード」をクリックします。
インストール
VST3の場合、ダウンロードした「Linda Audio Stargazer.vst3」をそのままVST3フォルダに入れればOKです。
C:\Program Files\Common Files\VST3
VST2の場合は人それぞれふPathが異なる可能性があります。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
さすがLinda Audioさんのプラグインですね。
KVR Developer Challenge 2023に出てたら優勝していたんじゃないかと思います。
シマーリバーブにとどまらず、複合的な新しいエフェクトです。
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