無料のImpulseResponseプレーヤーConvology XTがアップデート
なんか気のせいか最近各社アップデートが多い気がします。
本来は別のアップデート記事を書く予定でしたが、想定通りに動かないので断念しました。
そんな訳でサラッといきます。
無料のIRプレイヤーの中ではトップクラスの機能を備えたConvology XTがアップデートしました。
アップデートの特長としてはTrue Stereoをサポートしました。
もし4chのTrue StereoIRをお持ちの場合はConvology XTで読み込む事が出来ます。
そして無料のライブラリの中にTrue StereoをサポートしたIRも4つだけですが含まれます。
True Stereoの効果は左右にPanを振った時に顕著に出ます。
この記事では以下の内容でお送りします。
・Convology XTのダウンロード
・Convology XTの簡単な使い方
Convology XTの概要
無料ファクトリー・プラグイン – トゥルーステレオ・ライブラリーの4つのファイルを含む74のビンテージ・リバーブ・インパルス・レスポンス・ファイルを収録! この無料のヴィンテージ・リバーブ・プラグインは、VST、AU、AAXに対応しており、Convology XT Libraryに含まれるファイルのサンプリングが含まれています。時間制限や、iLokや、イライラするようなロック解除の手続きはありません。ライセンスページの情報を入力するだけで、すべてが完了します。
ヴィンテージ・ライブラリのすべて、または任意の部分を、煩わしい手続きなしでご購入いただけます。 簡単、迅速、安全にチェックアウトして、手頃な価格のライブラリ部分を購入したり、「Complete」を購入して、2,965個のConvology XTライブラリファイルのすべてを指先で操作して保存したりできます。
ゼロレイテンシー、ストレッチとディケイの「スケール」機能、EQ、プリディレイ、ステレオ3Dコーラス(初期のDSP機器をエミュレートすることも、ボーカルや楽器に適用することもできます)、モノラルから「Outside your speakers」までのステレオ幅、リバースなど、ワールドクラスのプラグインに期待されるすべての機能を備えています。しかし、このプラグインの最大の特徴は、特定のサウンドやビンテージ・バーブを設定する際の使いやすさにあります。 ライブラリの任意のセクションをクリックして、ユニットとファイルをクリックするだけで完了します。 DAW内でリードボーカルを回しながら、ヴィンテージ・リバーブやエフェクトをクリックしてその場で試聴し、適切なアンビエンスやスペースを決定することができます。また、IRを試聴している間に、2,965のプリセット・ライブラリのどのセクションにも、どの機材にも行くことができます。 特定のIR、EQ、PreDelayの設定などを保存したい場合は、それを保存して「ユーザー」プリセットに戻ってくればいいのです。 他のライブラリのIRや自分で作成したIRが必要な場合は、「ファイルブラウザ」をクリックしてすぐにアクセスできます。
Convology XTの優れた点は、プラグインの使用とファイルのブラウズが簡単であること、そして世界中から集められた真のワールドクラスのインパルス・レスポンス・ファイルを含む膨大なヴィンテージ・バーブ・ライブラリを備えていることです。
さらに、サードパーティ製の真のステレオIRは、L、R、L->R、R->Lとして保存された4チャンネルのWAV/AIFファイルからサポートされています。
ディスク容量 – 191MB
Convology XTのダウンロード
旧版をインストールしている場合も要再インストールです。
以下のリンクより遷移します。
「Get Download」をクリックします。
WinとMACで入力する場所が異なります。
Winを例にして進めます。
名前とメールアドレスを入力します。
What Doseの所は足し算の答えを入力します。
個の場合「1+5=」なので「6」を入れ、「Send」をクリックします。
入力したメールアドレスに以下の件名でメールが届きます。
Your Requested File(s)
ダウンロードリンクがあるので、ダウンロードします。
ダウンロード出来たらインストールします。
DAWでスキャン時に名前、メール、シリアルキーを聞かれます。
先ほどのメールに記載されていたシリアルキーをコピペし、名前とメールアドレスも埋め「OK」をクリックします。
これで使える状態になります。
Convology XTの簡単な使い方
折角なので少しだけポイントを絞って使い方も書いときます。
今回のアップデートのTrue StereoのIR
「Ture Stereo」フォルダの中に入っている4つのIRが今回追加されたTure StereoのIRです。
なお、Ture Stereoかどうかの判断は右上の緑色の「TS」が光るとTure Stereoです。
なお既存のTrue StereoIRをConvology XTで読める4chWavにする方法も書きました。
自分のIRを読み込む
「File Browser」をクリックすると右側にローカルの階層が表示されます。
ここからIRを格納しているフォルダまで辿るとWav形式のIRを読み込む事が出来ます。
ゼロレイテンシーにする
ゼロレイテンシーが可能なのが素晴らしいです。
通常IRを扱う場合、レイテンシーが発生し易いです。
歯車アイコンから「Preferences」をクリックします。
「Zero latency」にチェックをいれ、プラグインを再読み込みします。
FLStudioの場合は歯車アイコンから「Reload plugin」で出来ます。
無料のImpulseResponseプレーヤーConvology XTがアップデートまとめ
Convology XT良いですね、使い易いし、プリセットが優秀だし、ゼロレイテンシーも可能で外部IRも読み込めますから。
もっと使い込もうかと思います。
以前True StereoのIRを再生させる為にPatcherで作った事があって、良く出来たとは思うのですが、IRの入れ替えが面倒なんですよね。(2つ入れ替えないといけない)
少し調べ始めているのですが、4ChWavは作れるようなので、作ってConvology XTで読み込むという事をやってみようかと思います。
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