HY-PluginsのLo-FiプラグインのHY-Lofi2 freeの紹介
いやーまだまだ良いプラグインが眠っているもんですね。
HY-PluginsさんのLo-FiプラグインHY-Lofi2 freeのご紹介です。
このプラグインはHY-PluginsさんとRekkerdさんのコラボ企画のようで、HY-Pluginsさんのオフィシャルには「HY-Lofi2 free」の情報が載っていないんです。
「HY-Lofi2 free」はありきたりなビットクラッシャーではなく、4種類のbit quantizerを搭載していて、それぞれ結構質感が異なります。
古いハード音源の質感が得られます。
ドラム系より、シンセに使うと良いんじゃないかと思います。
音デモ
鳴らしてみました。
最初はBypassしてます。
個人的に「Mode」の3番がかなり好みでした。
概要
HY-Pluginsより、音声を加工してローファイなサウンドにするエフェクトプラグイン「HY-Lofi2」がリリースされました。
今回のアップデートでは、Tadashi SuginomoriがWindowsのVST3サポートを実装し、Macユーザーには嬉しいMac OSX 10.8以上(VST/VST3/AU)にも対応したプラグインをリリースしました。
HY-Lofi2は、ビットクォンタイザー、ディストーション/ウェーブシェイパーユニット、ハイパス/ローパスフィルターを備えたフィルターセクションを組み合わせています。
2つの新しいクオンタイズモードが追加され、合計4つになりました。 様々な品質オプションとビット深度のノブにより、微妙な劣化から完全なオーディオ破壊まで、素晴らしい範囲の劣化を提供します。モード3とモード4は、オリジナルの2つのモードの修正版です。音は似ていますが、品質とビット深度の値を変えることで、異なる反応が得られます。
ドライブセクションは簡素化され、ドライブレベルをコントロールするための1つのノブだけを持っています。HPとLPフィルターは、サウンドのトーンをコントロールするための基本的なツールを提供します。
また、バージョン2では新たに、入力と出力レベルを別々に設定できるようになり、スライダーで信号のドライ/ウェットバランスを設定します。HY-Lofi2には、サイズ変更可能なインターフェイス、アンドゥ/リドゥ、ランダム化およびクリアボタンなど、使い慣れたGUIが搭載されています。プリセット・マネージャーには4つのデモ・プリセットが含まれており、ユーザー・プリセットも保存可能です。
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、「HY-Lofi2 v1.0.4 」をクリックします。
(Win,Mac共通です)
インストールはOS毎に分かれているインストーラーでインストールします。
VST3版もあるので基本デフォルトのインストールで問題無いです。
無駄なファイルをインストールしたくないという方は、32bit版を使わない場合、下図の所で32bitのチェックを外しましょう。
プリセットフォルダの設定
プリセットファイル自体は自動でインストールしてくれるのですが、プラグインから自動では認識してくれないようです。
プラグインを開き、「Menu」から「Set Preset Folder Location」をクリックしします。
ダイアログが表示されるのでドキュメント配下の「HY-Plugins」の中の「HY-Lofi2」を選択します。
正確な場所は以下です。
%USERPROFILE%\Documents\HY-Plugins\HY-Lofi2
これでプリセットが開けるようになります。
注意点
FL Studioの場合、多分そのまま使うとノイズがのりました。
環境依存の可能性もありますので、ノイズがのるようなら以下の設定をお試下さい。
「Use fixed size buffers」の他、「More」の中の2つにもチェックを入れる
まとめ
流石HY-Pluginsさんのプラグインと言う感じです。
もう全部コンプリートを目指そうかと思います。
コメント