FL Studio付属のボーカルピッチ修正プラグインPitcherの使い方①

2022 05 03 18h29 29 FL Studio
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FL Studioの使い方関連の記事も進めてきます。

ピッチ修正プラグインPitcherを3回に分けて書いていきます。

後で記事をまとめますのでブックマークする場合はこの記事にお願い致します。

・概要(本記事)
・Automaticモードの解説(本記事)
・MIDIモードの解説(2回目記事)
・パラメータ解説(3回目記事)

 

概要

Pitcherは、キーボードやピアノロールからのMIDIコントロールで、リアルタイムにピッチ補正、マニピュレーション、ハーモナイゼーションを行うことができるプラグインです。Pitcherのビデオチュートリアルシリーズがあります。詳細なピッチ補正、編集、サンプル操作のための関連プラグインとして、Newtoneがあります。

主な機能

  • ボーカルと楽器をライブで自動修正
  • ピアノロールによる修正/ハーモナイズ
  • ライブキーボード演奏の修正/ハーモナイズ

システム要件

  • FL Studioの登録が必要です。
  • Pitcherは、WindowsとmacOSの両方でFL Studioに対応しています。
  • FL Studioの一般的なシステム要件が適用されます。

 

Automaticモードの解説

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起動した状態が「Automatic」モードです。

「Automatic」モードは入力されたオーディオを分析して自動でピッチを修正してくれます。

キー指定や音階毎に有効/無効を指定する事も出来ます。

いわゆるAuto-Tuneで有名なケロケロボイスが簡単に作れるモードです。

ケロケロボイスを作るポイントは2つだけです。

スケールとキーを合せて、「SPEED」を「FAST」に振り切るだけです。

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最近のサンプルパックのアカペラだとキーもファイルに記載されているので合わせるだけです。

キーが合っていないと以下の様になってしまい、大体使い物になりません。
(たまに上手い事ハマる事もありますが)

 

スケールとキーの設定

スケールとキーの設定は下図の赤枠部分をクリックして設定します。

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もしキーが判らない場合は、VocalRemoverの様なサービスを使うと簡単に判ります。

その他に有料だとMixed In Key SEbx_crispyscale等で知る事が出来ます。

 

まとめ

簡易的なケロケロボイスは「Automatic」モードで十分ですが、自分でピッチをコントロールしたい場合、「Automatic」モードでは不十分です。

「MIDI」モードを使ってMIDIノートでコントロールする方法を使います。

次回は「MIDI」モードを解説していきます。

 

 

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