Adam SzaboのShimmerReverb Solarisの紹介
今日はKVR Developer Challenge 2023ノミネートされているAdam SzaboさんのShimmerReverb「Solaris」のご紹介です。
ShimmerReverbについてChatGPTに聞いてみました。
シマーリバーブの仕組みは、通常のリバーブエフェクトにいくつかの追加要素を組み合わせることで実現されます。以下に、一般的なシマーリバーブの仕組みを説明します。
リバーブプロセッサー: シマーリバーブは、通常のリバーブエフェクトと同様に、リバーブプロセッサーと呼ばれるアルゴリズムや回路を使用します。リバーブプロセッサーは、入力音声や楽器の音を元に、残響のエミュレーションや生成を行います。
ディフュージョン: シマーリバーブでは、サウンドのディフュージョン（拡散）が重要な要素です。ディフュージョンは、入力音声や楽器の音を多数の反射音に分散させ、空間的な広がりを生み出します。これにより、音が複数の方向から反射し、聴衆に立体的な印象を与えます。
ハイパスフィルター: シマーリバーブでは、高域成分を強調するためにハイパスフィルターが使用されます。ハイパスフィルターは、低い周波数帯域の音を減衰させ、高い周波数成分を通過させます。これにより、シマーリバーブは明るく輝かしい音色を作り出します。
フィードバックループ: シマーリバーブでは、通常のリバーブエフェクトに比べて長いフィードバックループが使用されることがあります。フィードバックループは、反響音がリバーブプロセッサーに再度入力されることを意味します。これにより、音が繰り返し反射し、複数の残響が重なることでシマー効果が生まれます。
ピッチシフト: シマーリバーブの特徴的な要素の一つとして、ピッチシフト（音程の変更）があります。通常、リバーブプロセッサー内で入力音声や楽器の一部が微細にピッチシフトされ、ハーモニックや上昇音が追加されます。これにより、シマーリバーブの輝きときらめきが生まれます。
これらの要素が組み合わさることによって、シマーリバーブは独特の空間感と輝きを持つ音響効果を作り出します。
Adam Szaboさんは他にもハード音源Virusのフェイザーをモデルにして作られた無料のPhazorが無料配布されています。
音デモ
プリセットを鳴らしてみました。
これは無料の域を超えてますね。
概要
Solaris VSTリバーブ・プラグインは、オーディオを幽玄なサウンドスケープへと誘う魅惑的なツールです。
そのきらめくエフェクトで、あなたの音楽に天空のオーラを加え、滝のようなきらめく残響を作り出します。Solarisプラグインは、あなたのコンポジションに魅惑的なテクスチャと超越的な雰囲気を作り出す力を与える、天空の領域への入り口です。CPU使用率が低いので、様々なアプリケーションのモダンなリバーブユニットとしても機能します。
Solarisは、Windows用の32ビットと64ビットのVST2と64ビットのVST3プラグインとして無料で入手できます！
フォーマット
| OS | 32bit | 64bit |
|---|---|---|
| mac | x | x |
| Win | VST2 | VST2、VST3 |
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、右上のアイコンをクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍し、出てくる「Solaris (64).vst3」を以下のVST3フォルダに入れれば完了です。
基本的にはVST3で大丈夫ですが、VST3未対応のDAWやアプリをご利用の方はVST2（Solaris (64).dll）をプラグインフォルダに入れます。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
これは素晴らしいですね。
GUI、サウンドどちらもクオリティが高いです。
余程の番狂わせが無い限りはトップ5には入るんじゃないでしょうか。
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