今日はAudioDamageさんのレガシープラグインBitcomのご紹介です。
シーケンサ付きのビットクラッシャーというかなり異質なプラグインです。
しかしIDMにはピッタリなプラグインです。
(ノイズが好きでは無いという方には向かないプラグインです)
VST3と高解像度への未対応さえクリア出来れば使わない理由はないプラグインです。
プリセットを鳴らしてみました。
ただこれだけだとあまり面白くないです。
BitcomはMIDI inにも対応していて、内蔵のシンセを鳴らす事が出来ます。
この内蔵シンセはビットクラッシャーの影響を受けるので、ちょっと独特の感じが出ます。
ドラムを足してみました。
概要
トラックに優しい雰囲気を与えるために、ツーバスに入れる微妙なプラグインがあります。Bitcomはそのようなものではありません。このエフェクトには「アナログ・モデリング」はありません。温かみもなければ、チューブのサチュレーションもない。ヴィンテージ」という言葉が当てはまるものが全くないのです。Bitcomは、説明不要の、不安定なギリギリのところで生きている、モダンなビットシュレッダーデジタルバンシーです。
一言で言えば、ステップシーケンサーがカスタムデザインのビットクラッシャーを駆動し、シンセサイザーがサイドチェインしているというものです。しかし、この文章では、Bitcomの能力を説明しきれません。私たちは、あらゆるトリックを駆使して、最も穏やかな入力を、揺れ動き、叫び続けるペインモンキーに変え、より少ないサウンドに大混乱をもたらすモダンな電子音楽エフェクトを作り上げました。
Bitcomの特徴
ビットバンギング。Bitcomのビットエンジンはユニークで、各ステップには8つのスイッチがあり、(問題を非常に単純化するために)個々のビットをオン/オフすることができます。8つのスイッチをすべてオンにすると、出力は入力とほぼ同じになります。スイッチを切り始めると、奇妙なことが起こります。
シンセシグナル。Bitcomはシンプルなモノフォニックシンセを内蔵しており、常時オン、エンベロープ駆動、MIDIによる制御のいずれかを選択することができます。これを入力信号とミックスすることで、奇妙な新しいサウンドを作り出すことができます。また、Bitcomは入力信号なしで使用することもでき、中程度の性能を持つシンセサイザーとして使用できます。
シーケンサー Bitcomのステップ・シーケンサーは、ホストDAWに同期しています。シーケンサーは、1~16ステップの任意の長さで、内部スイングを備えています。
BitcomはOS X Intel 10.6.0以降、またはWindows XP SP 2以降が必要で、インストーラーには32ビット版と64ビット版の両方が含まれています。
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、上の方の「Bitcom」をクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
WinだとVST2版のみなので、フォルダの指定が必要です。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
このプラグインもIDMが好きな方は是非使って頂きたいですね。
Bitcomも後継版は無いのが残念です。
でも多分あまり売れなかったんでしょうね。
(売れるなら当然後継版作るでしょうから)
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