Samplescienceのアナログシンの波形を丁寧にサンプリングしたANALOG WAVEFORMS V2の紹介
今日はSamplescienceさんのサンプルベースのシンセ音源ANALOG WAVEFORMS V2のご紹介です。
Samplescienceさんは着々とクオリティが上がっている印象です。
音デモ
ANALOG WAVEFORMS V2はプリセット未搭載ですが、アナログシンセのシンプルな波形をサンプリングしている為、結構音作りが出来ます。
少し鳴らしながらエディットしてみました。
Filterはレゾナンス無しなので、外部で用意した方が良いです。
おすすめはKiloheartsさんのkHs Nonlinear Filterです。
kHs Nonlinear Filterは無料のKilohearts Essentialsの中に入っていますので、未導入と言う方はまずこちらを。(超おすすめです)
概要
Analog Waveformsは、アナログシンセサイザーの基本的な波形を収録したプラグインです。各波形は7オクターブにわたって一音一音サンプリングされており(各サンプルは10秒)、アナログ・シンセサイザーの正確で本物のサウンドを表現している。このシンセサイザーは、DSiのMophoです。
アナログ波形v2
すべてのサンプルはサスティンノート用にループ化されており、パブリックドメインとして公開されています。プラグインとは別にダウンロードすることができます。なお、プラグイン自体はパブリックドメインではなく、どのような目的でも自由に使えるサンプルです。
特徴
- 4つのマルチサンプリングアナログシンセサイザー波形:ノコギリ波、三角波、ノコギリ三角波、40%でのパルス幅
- 4つの新効果
- 355 MBのサンプル(16ビット、44.1kHzのモノラルWavファイル)。
- マルチLFO
- ハイパス/ローパスフィルター
- アンプリチュードレンジコントロール
- 3つのボイスモード:ポリフォニック、モノフォニック、レガート
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、「DOWNLOAD NOW」をクリックします。
気に入った方は寄付や他の有料音源なども見てみて下さい。
OS、フォーマット毎にボタンがあるので、該当するボタンをクリックするとダウンロードが始まります。
Winの場合は基本VST3版で良いかと思います。
DAWがVST3に対応していない場合はVST2をダウンロードします。
ちょっとアイコンが分かり辛いのですが、上がVST2で下がVST3です。
インストール
WinのVST3の場合は解凍して出てくる「Analog Waveforms 64-bit VST3 v2.0」のフォルダごと以下のPathに入れます。
C:\Program Files\Common Files\VST3
VST2の場合は人によってPathが異なります。
VST2のフォルダは大体は以下のうちのどれかです。
C:Program FilesVSTPlugIns
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥VSTPlugins
C¥ProgramFiles¥Steinberg¥Cubase¥VSTPlugins
C:\Program Files\Common Files\VST2
C:\Program Files\Common Files\Steinberg\VST2
まとめ
結構太い音がして良いです。
あと「Amp Range」のパラメータが独自で良い感じでした。
ただ歪むという訳でも無く、この質感は良いですね。
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