サイドチェイン入力と被る周波数の衝突を回避出来るプラグインTheMaskerの紹介
以前書いた記事なのですが、バージョンアップで不具合が解消されていたので、再度ご紹介です。
(音デモ撮り直しました)
このプラグインはUniversità degli Studi di Milanoの学生によって作成さらたプラグインです。
また今回ご紹介するTheMaskerはベータバージョンとのことで、安定性に掛ける可能性もある点ご留意ください。
1つ前のバージョン(2023/12/21版)だと以下の様なフィルターが掛かってしまっていました。
2024/3/12版だと以下の様にフラットです。
音デモ
ドラムとベースで掛けてみました。
まずはゲインマッチした状態でOnとOFFしています。
(スピーカアイコンが緑の時がOFFです)
その後パラメータを変更しています。
途中フィルターを掛けて、低音だけ鳴らして効果を確認し易くしています。
「SIDECHAIN LEVEL」を上げると効果が判り易くなりますが、不自然になになります。
FLStudioで使う際の注意点
FLStudioユーザおなじみのやつです。
「Use fixed size buffers」を有効にしないとノイズ交じりといいますきか、歪んで聴こえます。
概要
説明 自動周波数マスキング補正(ベータ版)。
フォーマット
OS | 32bit | 64bit |
---|---|---|
mac | x | AU,VST3 |
Win | x | VST3 |
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移し、「TheMasker」の「Download link」のリンクをクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
Winの場合は、ダウンロードしたファイルを解凍しフォルダの中に「TheMasker.vst3」が入っているので、以下のフォルダに入れます。
C:\Program Files\Common Files\VST3
これでインストールは完了です。
コメント