AudioThingのテープエミュReelsがバージョン1.5にアップデート

2022 02 03 03h18 34 ニュース
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アップデートをしっかりしてくれるデベロッパーさんの1つAudioThingのReelsがバージョン1.5にアップデートしました。

バグフィックス等も含まれますが、新規機能もあります。

この記事では新規機能を解説していきます。

AudioThingのReelsバージョン1.5の変更点

  • スピーカーとマイクのエミュレーションを追加しました。

  • RecとStopに独立した速度を追加しました。

  • ルーティング・オプション(代替フィードバック・パス)が追加されました。

  • エンベロープのアタックとリリースのコントロールが追加されました。

  • フィードバック前後のエコーレベルオプションを追加。

  • macOS 12 Montereyのサポート(Universal 2 Binary)を追加しました。

  • ライトとダークのUIモード追加。

  • Accelerated GUIを有効にするオプション追加。

  • 左手マウスの内部サポート追加。

  • 新しいRetina/HiDPI GUIが改善されました。

  • フィードバックループの自己発振が改善されました。。

  • パラメータロックとランダムロックの併用が改善されました。。

  • モーターノイズのレンダリングと品質を改善しました。

  • 値のあるラベルをクリックできるようになりました。

  • 修正:保存したプロジェクトを読み込むと、パラメーターロックが正しく呼び出されない。

  • 修正:高いサンプルレートではヒスノイズとモーターノイズが動作しない。

  • 修正:Echoセクションがオフの時、Wet Onlyがミュートされる。

  • 修正:保存したプロジェクトをロードする際にエコーシンクが正しく動作しない。

     

AudioThingのReelsバージョン1.5の新規機能解説

スピーカーとマイクのエミュレーションを追加しました。

パラメータの変更等は出来ませんが、マイクやスピーカーから鳴るような音に簡単に出来ます。

 

RecとStopに独立した速度を追加しました。

以前は両方とも同じノブにスピードのパラメータが割り当てられていました。

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バージョン1.5ではそれぞれのパラメータが独立しました。

 

ルーティング・オプション(代替フィードバック・パス)が追加されました。

これは良いですね~

マニュアルを見ると以下の記載がありましたが、試した限りだと両方テープパラメータの影響を受けるように思います。

clean:テープパラメーターの影響を受けません。
dirty:テープパラメーターの影響を受ける

試しにそれぞれ「TAPE」パラメータの「HARSHNESS」を変更して音の違いを確認しました。(両方影響受けてるんですよね)

何にしても「dirty」はダブとかで使えて良い感じです。

 

エンベロープのアタックとリリースのコントロールが追加されました。

ノイズの音をエンベロープでアタックとリリースをコントロール出来るようになりました。

これはとてもうれしい機能です。

ノイズを付加出来る機能を持ったプラグインは多いですが、ここまで細かく設定出来るプラグインは少ないです。

 

フィードバック前後のエコーレベルオプションを追加。

これ地味ですが、フィードバック音好きの方は超うれしい機能だともいます。

「Echo」の「Level」パラメータがフィードバックの前(Pre)か後(Post)かを選択出来ます。

後(Post)に設定するとフィードバックの発信した音量を調節出来ちゃうんです。

 

以下の動画を見てみて下さい。

前半は後(Post)に設定しているので、フィードバックが発信しっぱなし状態で音量の調節が出来ます。

しかし後半の前(Pre)では音量を下げるとフィードバックが止まってしまいます。

これはちょー便利ですね。

設定は三本線アイコンから「Echo Level」で変更が出来ます。

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macOS 12 Montereyのサポート(Universal 2 Binary)を追加しました。

Win環境なのでちょっと確認出来ません。

 

ライトとダークのUIモード追加。

メニューの色がライトとダークの2種類になりました。
(GUIが変わると思ったけどメニューだけのようです)

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Accelerated GUIを有効にするオプション追加。

設定三本線アイコンから「GUI Acceleration」で出来ます。
(効果の差は判りませんでした)

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左手マウスの内部サポート追加。

設定三本線アイコンから「Swap Mouse Buttons」で出来ます。

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まとめ

良いアップデートですね。

アップデート履歴はインストーラーを走らすと出てくるのですが、過去の履歴もあって日付もあると言うのが素晴らしい限りです。

結構日付を端折るデベロッパーさん多いので・・・

AudioThingさん良いです。

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