SyntlerのビットクラッシャープラグインOLDIGYの紹介
今日は以前は32bit版しかなかったのですが、いつの間にやら64bitやVST3に対応していました。
(2020年の年末に対応したようです)
パラメーターの操作性はお世辞にも良いとは言えませんが、中々しっかりとしたキャラがあって良いです。
注意点:mac版はご本人がテストしていないようで、動かない場合もあるようです。
音デモ
Phoscyon 2に掛けてみました。
やっぱりビットクラッシャーと303系は相性良いですね。
最初Bypassにして原音からで、そのあと徐々にBitDepthやSapmlingRateを変更しました。
概要
Oldigyは、低解像度のデジタルシステムのサウンドをエミュレートするプラグインです。Oldygyを使えば、古いサンプラー、ゲーム機、電話の音をエミュレートしたり、単にデジタルディストーションをサウンドに追加したりすることができます。Oldigyは、Syntler製品ラインのOldigy-T(トラック)の代わりとなるものです。このプラグインは、ステレオモードで動作するようになりました。また、ビット深度だけでなく、サンプリングレートも選択することができます。このプラグインは、少なくともデジタルサウンドについて少し知っていれば、説明は必要ありません。
操作方法
SAMPLING RATEボタン-サンプリングレートを選択します。DAWの現在のサンプリングレートに依存します。44/88Kの場合は3675から22050、48/96Kの場合は4000から24000までです。希望のサンプリングレートが設定されるまで、ボタンを繰り返し押してください。
BIT DEPTHボタン-ビット深度を4から12まで選択します。
NONLINE PCM ボタン – 非均一パルスコード変調を使用することができます。つまり、信号処理回路にコンパウンダーが含まれます。入力信号が圧縮され、出力信号が拡張されます。これにより、低い信号レベルではデジタル化の精度が上がり、高い信号レベルでは精度が下がります。これは、S/N比に良い影響を与えます。Oldigyでは、非線形変調が入力信号にどの程度影響を与えるかを選択することができます。0から100パーセントまで、25の刻みで設定できます。実際の機器ではそのような可能性はありません。この調整により、希望するレベルの「デジタル汚れ」をより正確に付加することができます。
- FILTER ボタン – アダプティブ・フィルターの深さを調整します。フィルタは、入力信号のレベルに応じて、デジタルアーチファクトを和らげます。
- ON – BYPASS ボタン。
Oldigyはフリープラグインです。あなたのプロジェクトで使用して、古き良き暖かなデジタルサウンドを手に入れてください)。お楽しみください。
インストール
解凍してください。解凍したフォルダ “OLDIGY “を適当なディレクトリに置く。
通常は、以下の通りです。C:\Program Files\Common Files\VST3
64bitのVST3です。
オーディオユニットです。ライブラリ>オーディオ>プラグイン>コンポーネント
ホストにプラグインが表示されない場合は、DAWのプラグインディレクトリへのパスを確認してください。
ダウンロード
ダウンロードは登録不要で出来ます。
上記リンクより遷移します。
右下にOS毎にボタンがあるのでクリックするとダウンロードが始まります。
インストール
Winの場合はVST3なので、以下のPathに解凍して出てくる「OLDIGY」のフォルダごと入れれば完了です。
C:\Program Files\Common Files\VST3
まとめ
ビットクラッシャーも結構奥が深いですね。
無料だと大体似たような音になるプラグインが多いのですが、これはしっかりキャラがあります。
有料だとDecimort 2かTAL-DACがおすすめです。
コメント