セール情報
IKさんのMixBoxが格安セールです。
MixBoxは500シリーズを模したエフェクトプラグインでモジュールが72も入っています。
このモジュールですが、基本T-RackSやAmpliTubeのプラグインがベースなので1つ1つがクオリティが高いです。
例えば「Saturator X」ですが、左がT-RackS版で右がMixBox版です。
M/S処理、オーバーサンプリング、リミッター機能を除くとあとはほぼ同じです。
このレベルのプラグインがこれだけ入って29.99ドルは超お買い得です。
72種のモジュール
以下の様な感じでカテゴリに分かれてします。
そして同時に8つまで読み込む事が出来ます。
(同じモジュールを複数読み込む事も出来ます)
名前だけだと分かり辛いので、GUIも載せてみました。
Amp (9種類)
American Vintage T, British Tube Lead, Cabinet, Flexi Amp, Jazz Amp 120
Modern Tube Lead, Preamp, SVT Classic, Tone Control
Channel Strip (4種類)
Channel Strip, EQ 81, EQ Comp, EQ-PA
Delay (3種類)
Digital Delay, Reverb Delay, Tape Echo
Distortion (5種類)
Crusher, Distortion, Lo-Fi, Overdrive, Overscream
Dynamics (8種類)
Black 76, British Dynamics, Bus Compressor, Compressor, De-Esser
Limiter, Model 670, White 2A
EQ (4種類)
British EQ, EQ PG, Parametric EQ, Vintage EQ-1A
Filter (10種類)
Env Filter, Filter Formant, Filter Phaser, Filter-C, Filter-M
Filter-O, Filter-R, LFO Filter, Multi Filter, Wah 47
Modulation (17種類)
AM Modulator, AutoPan, Chorus, Chorus C1, Electric Flanger, Ensemble
Env Flanger, Flanger, FM Modulator, Multi Chorus, Opto Tremolo, Phaser
,Rotary Speaker, Slicer, Small Phazer, Tremolo, Uni-V
Reverb (9種類)
Ambience, ConvoRoom, Digital Reverb, Hall Reverb, Inverse Reverb
Plate Reverb, Room Reverb, Spring Reverb, Stereo Imager
Saturation (3種類)
Phonograph, Saturator-X, Tape Cassette
音デモ
あまりにモジュールが多いので幾つか特徴のあるモジュールをピックアップしてみました。
まずは「Tape Echo」です。
次に「Chorus C1」、「Ensemble」です。
「Filter Phaser」は飛び道具として良いです。
最後は「Tape Cassette」です。
カセットテープの質感を足せます。
これも良いです。
不満ポイント
超おすすめですが、個人的に不満に感じる部分も書いておきます。
・モジュレーションの仕組みが無い(単体で完結するLFO等はあり)
・モノラル/ステレオ、M/S処理は出来ない
・Sunset Sound Reverb Collectionは含まれていない
ルーティングが出来ない
ルーティングは皆無です。
シリアル(直列)でDry/Wetの調整のみ可能です。
Dry/Wetは個々のモジュール単位とMixBox全体で調整が可能です。
モジュレーションの仕組みが無い(単体で完結するLFO等はあり)
コンプやEQにモジュレーションは無くても問題ありませんが、フィルターには欲しくなります。
残念ながらMixBoxにはモジュレーションはありません。
ただし一部のモジュールにはモジュレーションが搭載されています。
「Modulation」カテゴリのモジュールや「LFO FILTER」は単体でモジュレーションが掛かります。
ただDAWから似たような事は出来るので少し面倒なだけです。
モノラル/ステレオ、M/S処理、オーバーサンプリングが出来ない
T-RackSには基本これらの処理が出来るのですが、MixBoxでは出来ません。
モノラル/ステレオ、M/S処理に関してはDAW側の機能を使って何とかなります。
FL StudioならPatcherを使えば簡単に出来ます。
唯一どうにもならないのがオーバーサンプリングです。
絶対オーバーサンプリングが必要なんだと言う方はT-RackS版を集めた方が良いです。
Sunset Sound Reverb Collectionは含まれていない
Sunset Chamber, Sunset Iso Booth, Sunset Live Room, Sunset Plates, Sunset Spring
最初これも含まれると思ったのですが、調べたら別売り(69.99ユーロ)でした。
一番右がMixBox通常版なんですが、バージョン比較にも確かに入っていません。
セール会場
APDさん限定のセールです。
概要
精密なモデリングから新アルゴリズムのリバーブまで
MixBoxには、現在でも人気のあるLA2Aや1176などのダイナミクス・プロセッサー、1073やSSL 4000 Seriesのチャンネル・ストリップなどの実機モデリングに加え、アンプによるディストーションやテープ・サチュレーションなど、より積極的な音作りに適したプロセッサーが含まれています。MixBoxに含まれる71種類のプロセッサーは、以下のようなカテゴリーに分けて収録されています。
ワークフローはシンプルで軽快
MixBoxのワークフローは、仮想ラックに並ぶインターフェースのおかげで視認性は抜群で操作もシンプル。複数のウィンドウを行ったり来たりすることなく音作りに集中できます。
すべてのモジュールはドライ/ウェットのスライダーでエフェクト音の深さを調整できます。また、単体のプロセッサーの設定を個別に保存したり、プロセッサー・チェインごと(ラックごと)保存したりして、必要な時にすぐに呼び出すことが可能です。
さまざまなニーズに応えます
MixBoxは、ボーカルや楽器の音をシェイプして暖かみを加えたり、ダイナミクスやグルーヴを変化させたり、より積極的なサウンド・デザインをする場合など、さまざまな用途にご利用いただけます。お気に入りのEQやダイナミクス・プロセッサーを並べたボーカルや楽器用の定番ラックだけでなく、フィルター、モジュレーション、アンプなどが並ぶラックを作っておけば、サウンドを大きく変化させる使い方もできるでしょう。600種類以上のプリセットを用意
MixBoxには、各プロセッサーごとのプリセットだけでなく、複数のプロセッサーを並べたラック全体のプリセットもあらかじめ用意されています。まずはプリセットをロードして作業をスタートするといいでしょう。
もちろん、お気に入りのセッティングができたら、プロセッサー単体、あるいはラックそのものをオリジナルのプリセットとして保存し、いつでも呼び出すことが可能です。
実機さながらのゲイン・ステージングとサイド・チェイン入力
MixBoxには、各プロセッサーごとに個別のゲイン調整やドライ/ウエット調整ができるので、実機さながらの(場合によっては実機以上の)緻密なゲイン・ステージングが行えます。各プロセッサーはサイド・チェイン入力にも対応しています。例えば、コンプレッサーのかかり具合を別のシグナルでトリガーするような定番の使い方も可能です。
ライブ・ミックス時はスタンドアローンで
MixBoxをスタンドアローンで起動すれば、ライブ・ミックス時の各チャンネル用のラックとしてご利用いただけます。8スロットのラックを8個同時に使用できますので、外部ハードウェア・プロセッサーを格納したラックや専用ミキサーを使用することなく、高度なライブ・ミックスが行えます。
メインのパネルから8つのラックをすべてにアクセスでき、編集するラックの切り替えもスムーズです。ラックごとにプリセットを呼び出し、各チャンネルのゲイン調整、イン/アウトのルーティングに至るまで、ライブ・ミックス時のオペレーションに求められるスピーディーな操作に耐え得るインタフェース設計を採用しています。
MixBoxは、DAWでの腰を据えた音色の作り込みだけでなく、より直感的なリアルタイムのミキシングにも最適なツールです。
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