iZotopeのノイズ除去ツールRX 9のセールが復活です。
録音する方は必須のソフト※かと思います。
オーディオ修復ツールとして名高いRX 9ですが、波形編集ソフトとしても優秀なので、殆どの方が持っておきたいソフト※かと思います。
※ソフトと言っているのはスタンドアローンでもプラグインでも動作する為です。
Advancedは機能が素晴らしいですが、かなりお高いのでまずはStandardが良いかと。
(Elementsはお試し版なので論外です)
Logicユーザの方はかなり恩恵のあるアップデートかと思います。
新規機能は以下の通りです。
分離精度が飛躍的に向上した「Dialogue Isolate」(Advancedでのみ利用可能)
iZotopeの機械学習技術により、Dialogue Isolateの精度が飛躍的に向上し、バックグラウンドノイズが大きい音源からもよりクリーンにダイアログ分離ができるようになりました。
Complexモードが追加された「Ambience Match」(Advancedでのみ利用可能)
さらにパフォーマンスが改善されたAmbience Match。新しくComplex Modeが追加され、変化の多いアンビエンスにも対応できるようになりました。従来不可能とされた雨や風など動きのあるアンビエンスをRXが解析、生成します。
Restore Selection(AdvancedとStandardで利用可能)
既に処理を施したリージョンを選択し、その部分だけをHistory Listを遡ってUndoするRestore Selection機能が追加されました。これによりHistory Listから選択した工程まで全て遡ってしまうことなく、指定オーディオ範囲のみ元に戻すことが可能となりました。
Logic 内で Spectral Editor が使用可能に(AdvancedとStandardで利用可能)
ARA対応により、RXをスタンドアローンで立ち上げることなく、Logic内でSpectral Editorで波形編集をすることが可能に。(Spectral Repairモジュールに近い機能が利用可能です)
History List の閲覧数が大幅に増加(AdvancedとStandardで利用可能)
以前は5ステップまでしか閲覧できなかったUndoヒストリーが、30ステップまで閲覧できる仕様に変更されました。
Dynamicモードが追加された「De-hum」(AdvancedとStandardで利用可能)
音源のクオリティを劣化させず、瞬時にハムノイズを除去するDe-hum。倍音が多いハムノイズやダイアログの周波数に近い帯域のハムノイズの処理に適した、ダイナミックモードが新しく追加されました。ノッチフィルタが1024個(従来のStaticモードでは16個)に増加され、ゲインもインプットシグナルに合わせて変化する仕様となっています。
アプグレパス
今回のアプグレはRX 8 StからRX 9 Stのアプグレが一番割引率が高いです。
RX 8 StandardからRX9 Standardへのアプグレ($49)はこちら
過去バージョンのRX StandardからRX 9 Standardへのアプグレ($99)はこちら
過去バージョンのRX StandardからRX 9 Advancedへのアプグレ($399)はこちら
通常有料※のiZotope製品からRX9 Standardへのアプグレ($149)はこちら
※無料配布されるElementsでもOK
かなり細かくアプグレがありますので、他のアプグレはこちらからご確認願います。
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