Xfer Records Serumが1.30b3にアップデート(解説付き)
Chillout with Beats の管理人 yosi です。
少しばかり新規機能が追加されるアップデートは記事にしてみようと思います。
(頻度と負荷と需要で続けるかは判断します)
新規機能に対してどういう機能なのか解説を付けます。
(どうしても判らない場合は、解説無しとします)
アップデートの仕方とアップデートするタイミングについては以下の記事を参考にして下さい。
Serum 1.30b3のアップデート内容
新規機能は全部で5つです。
Add: Shift-drag on the render export in top-left will drag the current preset .fxp file out (note: the drag is a file reference to the saved preset on disk, i.e. not re-saved with Serum’s current state if different)
Add: Wav render export now includes preset name used in the wav filename
Add: Comma accepted as a decimal indicator for type-able values
Add: Drag mod sources to menus in matrix
Add: realtime FFT updates in WT Editor – the Wave to FFT button in the editor is somewhat obsolete (is now an on/off switch which you should be able to leave enabled), the FFT bars will update in realtime as you adjust the selected wavetable frame in the WT Editor.
新規機能1
追加: 左上のレンダー エクスポート上でシフト ドラッグすると、現在のプリセット .fxp ファイルがドラッグされます (注意: ドラッグはディスク上に保存されたプリセットへのファイル参照です。)
最初上手くいきませんでしたが、コツがありました。
Shift+ドラッグでフォルダまでドラッグしたらShift を離します。
新規機能2
追加: Wav レンダーのエクスポートには、wav ファイル名で使用されるプリセット名が含まれるようになりました。
画面左上からドラッグエクスポートしたファイル名にプリセット名が入るようになりました。
なお、ドラッグしたファイルはSerumの「Serum Presets」フォルダの中の「Renders」に蓄積されていきます。
「Renders」フォルダを開く場合はAlt+左上のドラッグアイコンをクリックで開くとありますが、不具合なのか開きません。
メニューから「Serum Presets」を開く方法が現状では簡単です。
新規機能3
追加: 型指定可能な値の小数点以下の指標として認められるカンマ
推測の域を出ないのですが、パラメータをダブルクリックした際の値入力で「,」(カンマ)が使えるようになったようです。
既に小数点入力は出来るので、メリットを感じません。
新規機能4
追加: マトリックス内のメニューにMODソースをドラッグ
ドロップダウンリストからの選択以外に直接ドラッグ出来るようになりました。
多分以下の事かと思います。
新規機能5
追加: WT EditorでのリアルタイムFFT更新 – エディタのWave to FFTボタンは廃止されましたが(現在はオン/オフスイッチになっており、有効のままにしておくことができます)、WT Editorで選択したウェーブテーブルフレームを調整すると、FFTバーがリアルタイムで更新されます。
WT EditorがリアルタイムでFFTを更新するようになりました。
以下の様に波形を変更するとFFTも連動します。
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