Voltage Modular Nucleusの使い方 シンセの作り方

2019 08 19 23h56 04 Modular
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Voltage Modular Nucleusの使い方 シンセの作り方

Chillout with Beats の yosi です。

前回は座学の様な内容だったので、今回はしっかりシンセを作って音を鳴らしたいと思います。

Voltage Modularで3OSCシンセサイザーを作る

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まずはプログラムのHello Worldか!という感じですが、3OSCのシンセを作ります。

基本って大事です。

画面上部のNewをクリックして一旦まっさらな状態にします。

判り易くする為にシンプルな構成にします。
以下のモジュールを順番に加えていきます。

・OSCILLATOR *3
・Filter *1
・ENVELOPE GENERATOR *1
・AMPLIFIER*1

追加する所までの動画を用意しました。

 

複製する場合は右クリックの「Duplicate」からも可能です。

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Voltage Modular 3OSCシンセサイザーの配線

動画を撮りました。ある程度慣れている方はこれで十分かと思いますので、こちらで進めて下さい。

配線を少し解説も含めて書いていきます。(解説は吹き出しにしてます)

画面上部の「CV OUT」の「PITCH」と各「OSCILLATOR」の「KEYB CV」を接続します。

man

「CV OUT」と「QWERTY Keyboard」は連携していて、PCのキーボードを押下するとそのPitchのCV(Control Voltageの略)が出力される仕組みです。

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複数のケーブルを接続する場合、一度ソケット部分をクリックすると6本分のソケットが表示されるので、接続します。

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次に各「OSCILLATOR」の波形出力(今回は真ん中の矩形波)を「Filter」の「AUDIO IN」に接続します。

man

ソケット毎に出力される波形が変わります。色々試し、音の違いを確認してみて下さい。

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「Filter」の1番左の「Low Pass」から「AMPLIFIER」の「INPUT」に接続します。

「AMPLIFIER」の「OUTPUT」から「MAIN OUTS to host」の「IN(M)」に接続します。

man

「Filter」の種類は1番左がLow Pass、真ん中がBand Pass、右がHigh Passです。表示されているカーブで表現されています。

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「CV OUT」の「GATE」を「ENVELOPE GENERATOR」の「GATE IN」に接続します。
(黒いケーブル)

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PCのキーボードからA S D F 等押すとシンセの音が鳴ると思います。

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man

せっかく矩形波を選んだので以下の赤枠のノブを動かして音の変化を聞いてみて下さい。このノブは矩形波でしか動作しません。
ノブを動かすと上のLEDが動くので波形がどのように変化しているかとても判り易いです。

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3つのOSCILLATORのパルス幅を同時に動かす場合、手っ取り早いのは「Program」に割り当てる方法と「LFO」を使う方法です。

man

「Program」は複数のパラメータを1つのノブに集約する事が出来ます。MIDIコントローラーやDAWから操作し易くて良いですね。

動画を用意しましたので見てみて下さい。

3OSCシンセサイザーをシーケンサーから鳴らしてみる

こちらも動画を撮りました。判る方はこちらで進めて下さい。

シーケンサモジュールを右クリックから追加します。

空いているスペースで右クリック「Add Module」->「Controller」->「Eight-Step-Sequencer」をクリックします。

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8ステップのシーケンサが追加されました。

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不要なケーブルを削除します。

「CV OUT」の「PITCH」の上で右クリックから「Disconnect Cables」をクリックします。

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「CV OUT」の「GATE」でも同様に右クリックから「Disconnect Cables」をクリックします。

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「8-Step-Sequencer」の「GATE OUT」を「ENVELOPE GENERATOR」の「GATE IN」に接続します。

続いて「8-Step-Sequencer」の「OUT」を各「OSCILLATOR」の「KEYB CV」に接続します。

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以上で完了です。

「Start」をクリックすると音がなると思います。

8本のスライダーを動かすと音程が変わります。
左から順番に「RATE」ノブで指定しているスピードでスライダーで指定している音を発音します。

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カーソルをスライドの上に置くとノートが表示されます。

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テンポを変える場合は、「RATE」ノブを回すか、ダブルクリックするとBPMを直接入力可能です。

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「GLIDE」ノブを動かすとTB-303のスライドの感じが楽しめます。
(上げ過ぎるとピッチが揺れすぎるので0~50位が適量かと思います)

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Voltage Modularで作ったシンセを保存する

画面上部の「SAVE」から保存します。

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「Category」に「Lead」等をいれ「Name」に適当な名前を入れ「Save」をクリックします。

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もし「Category」に何を入れたら良いか判らない場合は、「Collection」から「Voltage Modular Nucleus Presets」を選択すると以下のように既存のリストが表示されるのでここから選ぶと良いです。

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Voltage Modular Nucleusの使い方 シンセの作り方まとめ

考え方はVCV Rackと変わらないので、しっかり理解していれば簡単に理解出来ます。

これは実機のモジュラーでも変わらないと思うのでバーチャルでしっかり知識を付けて実機のモジュラーの沼に足を踏み入れるというのが良いかと思いますw

次回はDAWとの同期方法を予定しています。

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