セール情報
なんとu-heさんのプラグインがBFセールに登場です。
いままでNIさんでしかセールしていなかったのですが、今年はPluginBoutiqueでセールを開催です。
u-heさんでおすすめは複数あるのですが、個人的にはなんと言ってもHive 2です。
ここではHive 2に特化して何が良いのかをつらつらと書いていきます。
まずおすすめのポイントは使いやすい音が多い点と、CPU負荷が軽いというところです。
CPU負荷が高くて音が良いシンセ音源は増えましたが、軽くて音が良い(使い易い)音源って少ないんんですよね。
あとHiveに搭載されているIzmoスキンは日本人のYuta Yoshimatsuさん(Plugmon)が作成したものです。
オフィシャルでストーリーも語られています。
PlugmonさんのWebサイトでプリセットも販売されています。
(そしてこの方はhttps://soundquest.jp/の中の人でもあります)
凄いですね。
音デモ
Hiveが使い易い理由ですが、プリセットの切り替えの動画を用意しました。
PCのキーボードの矢印キーで音色が変わります。
切り替え時にノイズは無く、ハードとまではいきませんが、かなり速いスピードで音色が切え出来ます。
プリセットブラウザが使い易いのもu-heさんの特徴です。
(u-heのプラグインは全て基本的同じプリセットブラウザが搭載されていてかなり使い易いです)
PCスペックはAMD Ryzen 5 5600Gです。
(ハイスペックなPCでは無いので最近のPCであれば大体同じ位の体感が得られるかと思います)
そして音が良い(使い易い)んです。
その理由は折り返しノイズが非常に少ない為、クリアなサウンドによるものです。
高音を鳴らした時のスペアナを動画にしました。
是非これ同じ事を普段使っている音源ででやってみて下さい。
結構こうならないプラグインがあります。
なおSerum、Pigment、Phase Plant、Sylenth1などはHive同様折り返しノイズが少ないです。
値段が高いのはそれなりの理由あるんですね。
ただ折返しノイズが出るから駄目とう話ではないのですが、現状折返しノイズが出る音源が圧倒的に多いです。
折返しノイズが少ないクリアな音を得る為には上記のような音源を使う他無いという事です。
次にCPU負荷をみていきます。
プリセットをどんどん変えている時のCPU負荷を動画にしました。
バラつきはあるものの10%を超えるプリセットは殆どありません。
試にSerumの搭載プリセットを変える様子を同じように動画にしてみました。
(同じ音色ではないのとSerumは内蔵エフェクトの同時利用数も上なので、参考程度)
セール会場
概要
Hive 2:洗練、合理化、スーパーチャージ
Hiveの明快なレイアウトと簡単なワークフローにより、あっという間に魅力的なパッチを作成できます。驚くほどCPUに優しいHiveですが、柔軟性や音質を犠牲にすることはありません。これまで以上に多くのコントロールが搭載されたバージョン2は、表現の新たな次元を切り開きます…そして純粋に楽しいのです!Hive 2は、その洗練された外観の下で、あなたが好きなだけ深く演奏することができます。シェイプ・シーケンサーを使って動きと生命感を加えたり、ノート・シーケンスを即座に録音、回転、アルペジエイトできます。12スロットのマトリックスでエフェクト・パラメーターをモジュレートすることもでき、クリエイティブなオプションの新しい世界を探求できます。スワップ可能なオーディオ・エンジン、フレキシブルなシグナル・ルーティング、ウェーブテーブル対応、高品質なエフェクトを備えたHive 2なら、最小限の手間で思い通りのサウンドが得られます。
ウェーブテーブル – その仕組み
Hive 2にはウェーブテーブルが搭載されています!複数の波形として表示され、中央の六角形でコントロールします。ウェーブテーブルを手動で選択したり、マトリックスを使って波の位置をモジュレートしたり、エンベロープやループ・オプションを使って自動的にスキャンすることもできます(余分なモジュレーション・ソースを使わずにウェーブテーブルをアニメーション化できます)。
このパネルには、ウェーブテーブルを表裏反転させるReverseオプション、シームレスなウェーブテーブル・サイクリングを実現するCyclicモード、さまざまなリアルタイム補間メソッドも用意されています。
マルチテーブル
ウェーブテーブルは複数のパート(最大16個)に分割でき、効果的に2次元オシレーターを作成できます。例えば、30フレームのウェーブテーブルは、Tablesを3に設定することで、3 x 10フレームに分割することができます。この機能により、ベロシティ・クロスフェードやマルチサンプル・サポートなど、ウェーブテーブル・スキャンの第二の次元が開かれます。
UHMスクリプト
もっと深く知りたいですか?Hiveのファクトリーウェーブテーブルの多くはサンプルではなく、独自のウェーブテーブル生成・操作言語で書かれたスクリプトを含む”.uhm “ファイルです。自分でスクリプトを書くことに興味がある方は、こちらのドキュメント(Hiveのインストーラーにも含まれています)をご覧ください。
補間
Hiveには、ウェーブテーブルフレーム間の補間用に、スイッチ、クロスフェード、スペクトル、ゼロフェイズの4種類のアルゴリズムが用意されています。選択した補間によって、波形の外観(およびCPU使用率)は大きく異なります。スペクトル・モードとゼロ・フェイズ・モードでは、パーシャルの相対位相が異なるようにシフトしますが、スイッチ・オプションでは補間されない波形のみが表示されます。
特徴
低CPU使用率、3種類のシンセエンジン
標準波形または2Dウェーブテーブルの2つのオシレーター、最大16倍のユニゾン、調整可能なサブオシレーター
ドラッグ&ドロップによるモジュレーション割り当て
カーブ、整流、量子化、サンプル&ホールド、スルー・レート用のモディファイアを備えた12 x 2モジュレーション・マトリックス・スロット
4つのユーザー定義可能なXYコントロール・パッド
4つの独立した出力を持つユニークな8ステップ・シェイプ・シーケンサー
アルペジエーター、リアルタイム録音機能付きステップ・シーケンサー
スケール・クォンタイザー(スケールの事前定義リスト付き
エンベロープ、ゲートジェネレーター、LFO、スルーリミッターとして使用可能な2つのファンクションジェネレーター
アレンジ可能な7種類のエフェクト:ディストーション、コーラス、ディレイ、フェイザー、EQ、リバーブ、コンプレッサー
オシレーター、フィルター、エンベロープ、LFO、シーケンサー、FX、モジュレーション・マトリックスのパネル・プリセット
ソロ・ボタンにより、サウンド・デザイン中に個々のオシレーターやフィルターを試聴可能
オーディオ出力やモジュレーション信号を表示するスコープ(フリーズ・オプションとズーム・コントロール付き
マイクロチューニングをサポート(.tunファイル)
u-heのお気に入りのサウンドデザイナーによる2400以上のNKS対応ファクトリープリセット
70%から200%までサイズ変更可能なUI
代替Izmoスキンシェイプ・シーケンサー
シェイプ・シーケンサーは複雑なモジュレーションやリズム・パターンを作成する場所です。シェイプ・シーケンサーには4つのシェイプ・モジュレーター・レーン(A、B、C、D)があり、それぞれ独立したオプション・セットで、そのレーンのアクティブ・セルがどのようにシーケンスされるかを決定します: つまり、シェイプ・モジュレーターは異なるトリガーが可能で、異なるスピードで動作します!Hiveのシェイプ・シーケンサーは、他のシンセが提供するものの赤ちゃんバージョンのように見えるかもしれませんが、最初に見た以上に多くのことができるのです…ファンクション・ジェネレーター
Hiveのファンクション・ジェネレーターは、シンプルなエンベロープ機能とLFO、スリュー・リミッター(別名エンベロープ・フォロワー)、ゲート・コントロールを兼ね備えています。3つの出力にはそれぞれ「十字線」があり、モジュレーション・ターゲットやスコープ、モジュレーション・マトリックスのソース・フィールドにドラッグ&ドロップすることができます。Hiveのファンクション・ジェネレーターは、LFO、シェイプ・シーケンサー、そして互いにトリガーしたりモジュレートしたりすることで、実に気の遠くなるようなモーション・エフェクトを作り出すことができます!
アルペジエーターとシーケンサー
中央の六角形にあるARP/SEQパネルは、リズムやメロディックなループを作る場所です。
アルペジエーター – 最大3オクターブの範囲、6種類の方向オプション、4種類の順序を選択できます。追加機能として、アルペジエーターが最初にジャンプするまでに演奏する音符の数を設定するRestartと、シーケンサーに対してアルペジエーターを遅くするClockDivがあります。
シーケンサー – シーケンサーは2つの異なる機能を持っています。アルペジエーター – 最大3オクターブの範囲、6種類の方向オプション、4種類の順序を選択できます。その他の機能として、アルペジエーターが最初にジャンプするまでに演奏するノート数を設定するRestartと、シーケンサーに対してアルペジエーターを遅くするClockDivがあります。
シーケンサー – シーケンサーには2つの異なるモードがあり、1つはノートをトリガーせずにコントロール信号(CC)を送ることができます。アルペジエーターと同様に、シーケンサーは1つ以上のノートが演奏されるたびに実行され、すべてのノートがリリースされると停止します。録音(REC)モードでは、キーボードに個別のノートを入力したり、アルペジエーターの出力をキャプチャすることもできます。フレキシブルなエフェクト
Hiveの六角形には7種類のエフェクトが搭載されています: ディストーション、リバーブ、イコライザー、コーラス、ディレイ、コンプレッサー、フェイザー。
有効化と再配置
チェイン内の各エフェクトのオン/オフと位置は、中央の列を使ってコントロールします: クリックするとエフェクトが有効または無効になり、上下にドラッグすると配置を変更できます。この使い勝手の良さは、例えばショート・リバーブから高レゾナンスのフェイザー、ヘビー・ディストーションといった実験的な組み合わせを可能にします。
編集とモジュレーション
Hiveのエフェクトは、編集可能なコントロール、プリセットのセレクション、定評のあるu-heクオリティなど、充実した機能を備えています。もっと欲しいですか?目に見えるコントロールはすべて、モジュレーション・マトリックスでモジュレーションできます。
モジュレーション・マトリックス
Hiveには12ユニットのモジュレーション・マトリックス(各ページに6ユニット)があり、モジュレーション・ソース(LFO、エンベロープ、シェイプ・シーケンサー、MIDIコントロールなど)を無数のターゲットに接続できます。1ユニットにつき2つのターゲットを割り当てることができ、それぞれにモジュレーション可能なデプス・コントロールがあります。ターゲットごとに5つのモディファイアが並んでおり、モジュレーション信号の曲率の変更、整流、クオンタイズ、サンプル/ホールド、スルーリミットなどが可能です: これは非常に奥深いものだが、邪魔にはならない!
パフォーマンス・コントロール
このページには、4つのコントロールを備えたパッドがあります。MIDIコントローラーに接続するだけで、ステージを最大限に楽しむことができます。他の表示も可能です。
自動パラメーター・スキャン
HiveはXYコントロールを自動的にパラメーターに割り当てることができます。未使用のXYコントロールがあるプリセットの構造を調べ、最適なXYマクロ(あらかじめ定義されたパラメーターセット)に割り当てます。もちろん、独自のXYコントロール定義を作成することもでき、1次元につき最大4つのターゲットを設定できます。
スコープ
ソフトウェア・シンセサイザーのアニメーション・グラフィックは、見た目がクールなだけでなく、リアルタイムで何が起こっているかを表示することで、サウンドのプログラミングに役立ちます。HiveのScopeは、複雑なモジュレーションの各パーツがどのように相互作用しているかを表示するのに特に便利です(LFO付きファンクション・ジェネレーターなど)。
Izmoスキン
Hive 2.1には、才能あふれるGUIデザイナーYuta Yoshimatsu氏(通称Plugmon Link)によるIzmoスキンが追加されました。
Izmoは新鮮なルックとワークフローを提供し、Hiveをまったく別のシンセのように使いこなすことができます。
Izmoを有効にするには、Hiveのウィンドウの背景で右クリックし、ポップアップメニューから選択するだけです。
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