SerumFXのサイドチェイン(ダッキング)が超優秀と言う話1

2021 04 20 01h05 04 プラグイン
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SerumFXのサイドチェイン(ダッキング)が超優秀と言う話1

Serumの場合、MIDIのトリガーなので、厳密にはサイドチェインでは無いのですが、判り易いので便宜上サイドチェインとしています。

これほんとSerum持っている方はやってみて欲しいです。

MIDIをトリガーにする必要がありますが、Gainの他にFilterや他のエフェクトに対しても掛かるのでダッキング系プラグインでは得られない効果が簡単に得られます。

動画を用意しました。

メインのリフはSIGNALでサイドチェインでSerumFX使ってます。

コードはSylenth 1でSerumFXのLFOパターンでFilterをモジュレートしてます。

ちょっと時間が無くなってしまったので2回に分けておおくりします。

後日1つの記事にまとめます。

 

・SerumFXでサイドチェイン(ダッキング)を得るメリットデメリット
(本記事)
・SerumFXでサイドチェイン(ダッキング)する方法(次回)

SerumFXでサイドチェイン(ダッキング)を得るメリットデメリット

SerumFXはサイドチェインを得る為の専用エフェクトでは無い為、Duck等に搭載されているが、SerumFXには無い機能も当然あります。とは言え、逆にDuck等には搭載されていない機能もあります。

メリット

・Gain以外にもFilterやEffectsでサイドチェインを得る事が出来る
・エンベロープ、LFOエディタ―が使い易く簡単に複雑ばパターンが作れる
・LFOのパターンが保存可能
Gain以外にもFilterやEffectsでサイドチェインを得る事が出来る

通常サイドチェインはGainに対してですが、FilterやReverbその他Serumに搭載されているエフェクトであればサイドチェイン可能です。

Filterに掛けた場合とGain(ここではEQを使用)に対してサイドチェインが掛かった時の違いを動画にしました。

前半はFilterで後半がEQです。

 

 

エンベロープ、LFOエディタ―が使い易く簡単に複雑ばパターンが作れる

SerumはエンベロープとLFOのエディットがかなり優秀です。 

以前記事を書いていますので使い方については以下の記事を参考にしてみて下さい。

 

あと元々プリセットで幾つかサイドチェインに使えるLFOが入っています。

2021 04 19 22h59 06

これを使えば簡単です。

 

LFOのパターンが保存可能

SerumはLFOのパターンを保存、読込む事が出来ます。

簡単に解説はしますが、詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。

 

LFOのフォルダアイコンをクリックし「Save Shape」から保存出来ます。

2021 04 20 00h17 16

保存した「Shape」はフォルダにデフォルトだと「User」フォルダに格納されます。

動画も用意しました。

 

デメリット

・MIDIでトリガーする必要がある
・Serumを買わないと使えない

 

あまり大きなデメリットは無いです。

はっきり言ってしまうとSerumをお持ちでEDM等作る方は使わないと損と言える位良いです。

MIDIでトリガーする必要がある

これは仕方ない部分かと思いますが、Serumにはサイドチェイン入力が無い為、オーディオによるサイドチェインは出来ません。

MIDIでトリガーするのでMIDIノートを打ち込む必要もあります。

ただ、KickをトリガーするだけならSlicexを使ってKick部分のMIDIノートだけを抜き出せば出来ます。

 

Serumを買わないと使えない

決して安いとは言えませんし、SerumFXだけ単品で売っていません。

ただSerumとSerumFXセットで約2万なので、下手なプラグインを細かく買う位ならSerumを買ってしまった方が良いと思います。

何気に「Life Time Update」で、今までかなりアップデートされています。

もちろんアップデート代を取られることはありませんでした。(そして今後も無いです)

 

SerumFXのサイドチェイン(ダッキング)が超優秀と言う話まとめ

SerumFX良いです。

今までなんで使って無かったんだろうという位良いです。

続きはこちら

 

 

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コメント

  1. このサイトのファン より:

    >Filterに掛けた場合とGain(ここではEQを使用)に対してサイドチェインが掛かった時の違いを動画にしました。

    あー、エフェクトの最終段でゲイン調整できるってことを完全に失念していました。
    前回の記事ではノイズオシレータのゲインでボリューム調整するものだと思っていたので、別のプラグインでも良さそうと思っていましたが、エフェクトの最終段でゲイン調整すれば、豊富なエフェクトプリセットと柔軟なLFOコントロールでSerumじゃないと出来ないことが多そうです。
    SerumFX知れば知るほどバケモノだなぁ。マルチバンドダッキング出来ればさらに完璧だった。ハイパスフィルタにLFOで近いことはできそうだけど。

    • yosi より:

      >あー、エフェクトの最終段でゲイン調整できるってことを完全に失念していました。
      エフェクトの最終段でゲイン調節は出来ないんです。
      EQで無理やりやってます。
      しっかりやるならNoiseのAudioInを使ってノイズオシレーターのLevelで調節かと思います。
      低音を鳴らさないならEQでも良いいんじゃなかとも思いますが。

      >SerumFX知れば知るほどバケモノだなぁ。マルチバンドダッキング出来ればさらに完璧だった。ハイパスフィルタにLFOで近いことはできそうだけど。
      流石にマルチバンドダッキングをシンセに望むのは酷ってもんですよw
      Meldaさんはあるでしょうが・・・

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