Reaktorの使い方 Roland RE201 Space Echoを使う方法
Chillout with Beats の yosi です。
本記事の内容は有料のReaktorのユーザー向けです。
Reaktorの使い方を深堀していきます。
シンセが作れたから何?となりそうなので、逆引きで何が出来るのかを書いてきます。
1回目はReaktorUserLibraryのDelayセクションで最もダウンロードされたなんちゃって「Roland RE201 Space Echo」を使う方法です。
本当に何も判らないユーザだと残念ながら使えません。内部をちょっとだけ繋げてあげる必要があります。
「Roland RE201 Space Echo」の入手方法
単純にReaktorUserLibraryからダウンロードするだけです。
リンクを用意しましたので、使って下さい。(要ログイン)
「Roland RE201 Space Echo」をダウンロードして任意のフォルダに解凍してください。
結線後、別名で保存することになるので、場所はどこでも構いません。
DAWのミキサーでReaktorを起動します。
「Build」をクリックします。
解凍すると「Roland RE201.ism」というファイルが出てきますので、このファイルを下図の白い部分にドラッグアンドドロップします。(ダブルクリックで開かないで下さい)
パッ見使えそうですが、音が出ません。
理由は単純で「Roland RE201.ism」はinstrumentであってensembleではない為です。
少し解説するとinstrumentはInとOutがつながっていない状態(このままでは音が出ない)です。
その為、最初に空のensembleを作って、「Roland RE201.ism」を中に入れました。
「Edit」をクリックするとモジュールが表示されますので、結線します。
INとOUTを接続するだけです。
接続した瞬間からノイズが聴こえてくるかと思います。
ただそのままだとディレイが掛かりませんので、以下のスイッチをECHO側にします。
これでディレイ音も聴こえると思います。
Roland RE201 Space EchoのModeセレクターの解説
Modeセレクターが判り辛いと思いますので、書いておきます。
Arturia社のマニュアルに記載がありましたので、こちらを引用させて頂きます。
要は0(真下)はReverbのみ、1~4はDelayのみでヘッドの違い(Reverbなし)5~11はRelayとReverbでヘッドの違いです。
Roland RE201 Space EchoのReverbの調整
実際は出来ませんが、バーチャルなので出来ます。(通常非表示)
出し方は簡単です。
画面左のPanelSetsをクリックして、Spring Tankを有効にします。
以下のようにパラメータが出てきますので、ドラッグアンドドロップで場所を変更出来ます。
ただ、親和性は低いので通常は隠していた方が、テンション上がります。
MaschineやKompleteKontrolから認識するようにする方法
折角なのでMaschineやKompleteKontrolから認識するようにします。
この方法についてはNativeInstrumentsのオフィシャルページに記載されているので、参考にしてみて下さい。
これについては結構奥が深いので別途詳しく書きます。
Reaktorの使い方 Roland RE201 Space Echoを使う方法まとめ
かなり簡単です。
でも無料でこのエフェクトが使えるのはうれしい限りです。
そしてMaschineやKompleteKontrolからも簡単に呼び出せます。
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