Reaktorの使い方 BPM同期するシーケンサーを作る
Chillout with Beats の管理人 yosi です。
シンセを作る予定でしたが、その前にBPM同期するシーケンサーを用意しときます。
(BPM同期部分はLFOの使いまわしです)
この記事を最初に見た方は過去の記事からお読みください。
Reaktorの使い方 シーケンサーを追加する
マクロの追加
以前作成したDelayのEmsmbleをロードします。
「Instrument」を開きます。
右クリックから「New Macro」をクリックします。
以下の様に箱が追加されます。
ラベルをSEQ等と変更しておきましょう。(ラベルの所をダブルクリックで変更可能です)
マクロをダブルクリックして開きます。
右クリックから「Built-In Module」->「Sequencer」->「Multiplex 16」をクリックします。
以下の様なモジュールが追加されます。
「Len」から「15」までひたすら右クリックから「Create Control」をクリックします。
右クリックから「Built-In Module」->「Terminal」->「IC Send」をクリックします。
パネルを整理する
ノブを大量に作ったので、パネルを一度整理します。
左上に固まっていますので、下に配置します。
これは個人の好みなので、自由に配置してください。
LFOのBPM同期部分をコピーする
LFOの中にあるBPM同期部分のマクロをコピーしてきます。
BPM同期部分はスタックドマクロの中に入っています。
これを選択して右クリックから「Copy」をクリックします。
SEQのマクロの中で右クリックから「Paste」をクリックします。
BPM同期のマクロがコピーできました。
BPM同期の作りこみ
右クリックから「Built-In Module」->「Math」->「Reciprocal, 1/x」をクリックします。
このモジュールはディバイダー(分割)です。Outputは1を入力値で割ったValueが出力されます。
BPM120の時は0.5が出力されます。
要は4分音符の間隔が0.5秒(scond)であることを出力できます。
この値に1000を掛けてmsに変換します。
右クリックから「Built-In Module」->「Math」->「Multiply」をクリックします。
「Multiply」のインプットで右クリックから「Create Constant」をクリックします。
値を1000にし、全部接続します。
右クリックから「Built-In Module」->「Event Processing」->「Counter」をクリックします。
以下のモジュールが追加されます。
右クリックから「Built-In Module」->「Auxiliary」->「A to E(Perm)」をクリックします。
以下のモジュールが追加されます。
「A to E(Perm)」の「F」と「A」の上で右クリックから「Create Contant」をクリックします。
2つ作ったら、「F」の値を「1000」に変更します。
「A to E(Perm)」の「E」を「Counter」の「Up」に接続します。
右クリックから「Built-In Module」->「MIDI out」->「Start/Stop」をクリックします。
右クリックから「Built-In Module」->「Event Processing」->「Separator」をクリックします。
右クリックから「Built-In Module」->「Event Processing」->「Value」をクリックします。
これらを全て以下の様に接続します。
右クリックから「Built-In Module」->「Math」->「Modulo, x%y」をクリックします。
「Multiply」の「Out」と「Counter」の「Out」を「Modulo, x%y」に接続します。
以下のようになります。
パネルの整理
配置に関しては完全に好みの問題かと思います。
自分が使い易い配置にします。
シーケンサーの動作確認
エフェクトとしてのシーケンサです。
DAWのスタート/ストップに連動して開始/停止します。
「IC Send」でモジュレートしたいパラメーターを割り当てます。
以下の動画ではDelayTimeに対してもモジュレートしています。
シーケンサーの長さをLFOでモジュレートしてみました。
ただのノイズ発生器と化してますが・・・
Reaktorの使い方 BPM同期するシーケンサーを作るまとめ
幾つか作っていると、使い回しが出来る部分があるので、素早く作れるようになってきます。
次回は以前作ったフィルターを統合しようかと思います。
その後にシンセを作っていきます。
シンセにもこれらのエフェクターを搭載(コピペ)出来ますので、自由度は結構高いかと思います。
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