Pure Dataの使い方 ダウンロードから起動と初期設定
Chillout with Beats 管理人の yosi です。
興味がずっとあったのですが、触らずにいたPure Dataを少しずつ学んでいきます。
私自身知識0の状態から始めますので、多少知識があれば判るように書いていきます。
まず既に日本語のサイトに結構な情報がありますので、こちらも参考にして見て下さい。
こちらのサイトからPureDataとは?を引用させて頂きました。
PureData (Pd)は、音声、ビデオ、映像処理のためのリアルタイムなグラフィカルプログラミング環境です。Pdはミラーパケット氏により開発され、多くの有志のエンジニアによってメンテナンスや拡張がなされています。
Pdはフリーソフトであり、MacOSX、Windows、Linuxのどのプラットフォームでも動作します。また、ポケットPCやハンドヘルドデバイスや昔のMacOSなどでも動作します。
Pdで何ができるの?
以下のような事がPdで実現できます。
- シンセサイザを作る
- サンプラーを作る
- リズムマシンを作る
- 様々なオーディオエフェクターを作る
- スペクトラム解析
- 三次元映像処理・生成
- 音のビジュアライズ
しかしこれはほんの一例です。創意工夫次第でネットワークを絡めたプロジェクトや、データのロギング、Arduinoと組み合わせてインスタレーションや自作楽器の生成、OSC通信を行なって他のハードやソフトなどと連携することなども可能です。もちろんPdはMIDIだって扱えます、作ったシンセをお手持ちのMIDIキーボードで演奏することはもとより、DAWからMIDI信号を受け取って、DAW上で打ち込んだ音楽を自分で作ったシンセで演奏させるなんて事もできてしまいます。
PureDataはPdと略されるようなので、ここでも以降はタイトル等を除きPdと表記します。
PdとMaxは同じ開発者が関わっている事もあり、かなり近い存在のようです。
ですから無料のPdで学べば、Maxの理解度も自然と上がるという一粒で二度おいしいが実現します。
ではダウンロードから解説していきます。
PureDataのダウンロード方法
PdのオフィシャルページのDownloadからダウンロード出来ます。
画像付きで解説します。
「Pure Date」をクリックします。
殆どのWindowsユーザは上から3番目の「Get Pure Date for Windows」で良いかと思います。
4番目との違いはZipかインストーラー付きの違いですが、インストーラーの方が楽かと思います。
(置き場所を自分で決めたい方はZip版をダウンロードしてください)
ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストーラーが起動しますので、デフォルトのままインストールします。
インストール完了時に以下の画面が表示されますので、そのまま「Finish」をクリックするとPureDateが起動します。
PureDataの起動方法
Pure Dataとしてスタートメニューに登録されます。
ここから起動します。
PureDataの音声出力テストと設定
音声出力テスト
音が出るか確認しておきましょう。
メニューの「Media」->「Test Audio and MIDI」をクリックします。
以下の様な画面が表示されますので、「TEST TONES」の「60」や「80」をクリックします。
この時音が出れば問題ありません。
出ないようでしたらAudioの設定を変更します。
Audioの設定
メニューから「File」->「Preferences」->「Audio…」をクリックします。
この時以下の様なエラーが出る場合は
こちらの記事がとても参考になりました。
Windows10だとコンパネが異なり解り辛いので、別途用意しました。
Windowsアイコンをクリックし、歯車アイコンをクリックします。
「時刻と言語」をクリックします。
「言語」をクリックします。
「管理用の言語の設定」をクリックします。
ダイアログが表示されますので、「システム ロケールの変更」をクリックします。
ダイアログで「英国(英国)」を選択し、「ベータ:ワールドワイド・・・」のチェックを入れます。
再起動を聞かれますので、再起動して完了です。
これでAudioの設定が可能になります。
高解像度ディスプレイで表示が小さい時の対処方法
高解像度のディスプレイだと表示がとても小さくなってしまいます。
こちらに関しては以下の記事を参考に修正してください。
Pure Dataの使い方 ダウンロードから起動と初期設定まとめ
ダウンロードから起動と初期設定が出来ました。
次回以降は実際に音を出していこうと思います。
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