FLStudioのPatcherで特定の周波数に反応するGateを作る
Chillout with Beats の yosi です。
BozDigitalLabsでGatey Wateyがセールをしていて、これPatcherで作れないかな?と。
色々考えていたらあ、行けるなと思ったので、試してみました。
結論から言えば買った方が性能は良いかと思います。
でも作る事に意義があると信じて今日も記事を書きます。
Gateを入手する
問題はFLStudioにはGateが無いのでこれはフリーのGateで代用します。
(なんか頑張ればGateも作れそうな気はしますが、止めときます)
Dead Duck Free Effects Bundleに同梱されているDD Gateを使います。
Windows版しかありませんが、Gateであれば問題ないので、代わりは幾らでもあるかと思います。
Gateの他にも一通りエフェクトが入っています。
ダウンロードしたらフォルダ事でもGate単体のDLLだけでも良いので、VSTプラグインフォルダに入れます。
FLStudioのPatcherでGateを組み立てる
使うエフェクト
- Fruty ParametricEQ2(FLStudio内蔵)
- Fruty Peak Controller(FLStudio内蔵)
- Fruty PanOMatic(FLStudio内蔵)
- DC Gate
結線
動画(GIF)を用意しました。
オーディオ
まず、オーディオ部分をつなぎます。(黄色の線)
「From FL Studio 」->「Fruty ParametricEQ2」->「DC Gate」を接続します。
「From FL Studio 」->「Fruty PanOMatic」->「To FL Studio 」を接続します。
パラメータ
次にパラメーターの接続を行います。
「Fruty Peak Controller」で右クリックから「Outputs」->「Controllers」->「2.Peak」をクリック
続いて「PanOMatic」でも右クリックから「Inputs」->「Parameters」->「2.Volume」をクリックします。
周波数でGateが動く仕組み
EQでGateに反応させたい周波数以外を削ります。
以下の例はかなり極端ですが、高音だけに反応する設定も可能です。
次に「DC Gate」でThresholdやAttack、Holdを設定します。
「Fruty Peak Controller」のPeak部分で「PanOMatic」のVolumeをコントロールします。
まとめ
多分モジュール的な考え方をすると色々な発想が生まれるような気がします。
無いから買うではなく、作るという考えを持った方が回路やアルゴリズムを学べ他の人が簡単に真似出来ない物を習得出来るようになるのではないかと思います。
日々精進ですね。
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