Orcaの使い方 Pilotの解説その2
Chillout with Beats管理人 の yosi です。
Pilotの解説その2です。
Synth音色の変更方法(前記事)
ADSRの変更方法(前記事)
マスターエフェクトの種類(本記事)
マスターエフェクトの設定方法(本記事)
前回の記事はこちらです。
マスターエフェクトの種類
マスターエフェクトは現時点(2019年11月)では全部で12種類あります。
今後EQ、Comp、Volume、Limiterが増えるようです。
マスターエフェクト12種類
基本最初の3文字がOrcaで指定する文字列です。
判る範囲でまとめました。(サイトに記載がなく音から判断が出来なかったものは不明としました)
エフェクト名 | Orcaで指定する3文字(大文字小文字どちらでも) |
Bitcrusher(ビットクラッシャー) | BIT |
Distorsion(ディストーション) | DIS |
Wahwah(ワウワウ) | WAH |
Che(不明) | CHE |
Feedback(ディレイ?) | FEE |
Delay(ディレイ) | DEL |
Tre(不明) | TRE |
Reverb(リバーブ) | REV |
Phaser(フェイザー) | PHA |
Vibration(ビブラート) | VIB |
Chorus(コーラス) | CHO |
Ste(動作せず) | STE |
マスターエフェクトの設定方法
マスターエフェクトの設定方法はシンセのパラメータ等と同様です。
ただマスターしかエフェクトが無いため、チャンネル指定はありません。
例えばディストーションを最大で掛ける場合は以下の通りです。
1桁目UDPなのでPilotへ送る為の記号です。
2桁~4桁目がエフェクトを指定します。(頭文字3文字)
5桁目がWETです。(0~f)
6桁目はエフェクト量です。(0~z)
その他コマンド
その他にコマンドがありますので、解説しておきます。
bpm | ディレイやフィードバックでBPMを設定 |
renv | エンベロープをランダマイズ |
rosc | オシレーターをランダマイズ |
refx | エフェクトをランダマイズ |
ランダマイズを使ってみました。
エフェクトにランダマイズを掛けるとノイジーな感じになりがちです。
(途中音調が大きくノイジーですので注意して下さい)
Orcaの使い方 Pilotの解説その2まとめ
これでPilotの解説は終わります。
次回からはOrcaの解説に戻ります。
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