【無料】MIDIノートを自由に割り当て出来る「NoteMapper」の紹介

2020 03 15 22h47 28 DTM
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【無料】MIDIノートを自由に割り当て出来る「NoteMapper」の紹介

Chillout with Beats管理人 の yosi です。

このツールもTransitionと同じデベロッパーさんです。

今回もPCのみです。(Macユーザの方すみません!)

結構ニッチなツールですが、一部の方にはかなり便利なツールなんです。

こんな方におすすめです。

・外部のMIDIパッドなどを使って打ち込みする方
・外部のランダムシーケンサから打ち込みする方
・MIDIシーケンサから他のソフトシンセを鳴らす方
 

概要(Google翻訳)

NoteMapperは、MIDIノートを他のノート、または連続コントローラー(CC)、チャンネルアフタータッチ、またはポリアフタータッチメッセージにマッピングできるVSTプラグインです。

着信する各ノートは、異なるMIDIチャンネルであっても、最大3つのノート/メッセージにマッピングできます。これにより、たとえば、1つの特定のノートで最大3つの異なるドラムサンプラーでドラムサウンドをトリガーできます。さらに、音符のベロシティをスケーリングし、ベロシティスケーリングにランダム化を適用し、個々の音符ごとに音符の確率を設定できます。

NoteMapperは、さまざまなドラムキット間でMIDIノートを変換したり、MIDIキーボードを使用してCCメッセージやアフタータッチメッセージでシンセを制御するなど、多くの目的に使用できます。速度のスケーリングとランダム化により、目的の楽器がベロシティに応答するように設定されている場合、興味深いバリエーションを作成できます。ノート確率設定でさらにランダム化を作成します。

システム要件

OS:Windows XP/Vista/7/8/10

Format:VST2 compatible 32-bit or 64-bit host.

FLStudioでの設定方法

「Maschine」から「PolyPlex」を鳴らす設定

ここでは「Maschine」から「PolyPlex」を使う想定で解説していきます。
(PolyPlex用のテンプレートをMaschine側で用意すれば良いのですが、まあ練習ということで)

「NoteMapper」を読み込み左上の歯車アイコンをクリックします。

「MIDI」の「Output port」を「0」に設定します。

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「PolyPlex」を読み込み歯車アイコンをクリックします。

「MIDI」の「Input port」を「0」に設定します。

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Maschine側の設定

Maschine側は「Battery」のテンプレートを読み込みます。

多分初めから入っていると思いますが、無い場合はController Editorから読み込んでください。

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「NoteMapper」でMIDIノートをマッピングする

「NoteMapper」を開き、左上のメニューから「Templates」->「Default」をクリックします。

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「NoteMapper」でピアノロールを開きます。

Maschineの一番左したのパッドを叩いてみて下さい。

FLStudioの「C4」が光ると思います。

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光るMIDIノートと「PolyPlex」の割当を「NoteMapper」で合わせます。

ここで注意が必要なのですが、FLStudioのMIDIノートは一般的なルートノートと2オクターブずれています。

その為、FLStudioのピアノロール状はC4だと「NoteMapper」側はC2です。
(ちょっとややこしいですが、デフォルトノートの仕様がスタンダードMIDIには無いらしいです)

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まず、変更し易い様に「Range」を今回仕様する範囲を指定します。

「48」から「75」にします。

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そして面倒ではありますが、一つずつ設定していきます。
(とはいっても8つなので10分あれば余裕で終わります)

C2~B2は以下の様に設定します。

ベロシティは全て100%にしていますが、好みで構いません。
(また右クリックの「Enter Value All」から全てに同じ設定をすることが可能です)

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「72」から「75」は以下の様に設定します。

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8個は音色の割当ですが、残りの内7個は以下のバンク?切り替えを割り当ててます。

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最後の「75」は以下の様にMIDI Learnを使ってランダムを割り当てます。

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これでパッドを叩きながらランダムも出来るようになりました。

【無料】MIDIノートを自由に割り当て出来る「NoteMapper」の紹介まとめ

やはり無料なのに素晴らしいツールです。

GUIや機能が洗練されており、使い易いです。

今回MaschineとFLStudioの例でしたが、外部シーケンサからのMIDI入力をマッピングさせると、シーケンサ側での設定を変えずにスケールを合わせる事が可能です。

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