【無料】Kickに低音を追加出来るMH Thumpの紹介
管理人 の yosi です。
大分昔から無料配布されていたようですが、未チェックでした。
サンプリングのループものだと結構Kickがスカスカな事ってあるんですよね。
そういう時に使うと芯がしっかりして良くなります。
スカスカのKickに重ねてみました。
この記事では以下の内容でお送りします。
・MH Thumpの使い方
MH Thumpのダウンロード方法
ダウンロードはメールアドレスの登録で出来ます。
上記リンクから遷移し、メールアドレスを入力し、「Send Me Thump!」をクリックします。
以下の件名でメールが来ます。
一瞬判り辛いのですが、右側の画像をクリックするとダウンロードが出来ます。
ダウンロード出来たらOSに合ったインストーラを起動してインストールします。
MH Thumpの使い方
Thumpは、低周波オーディオを合成してトラックにローエンドを追加したり、全く別のサウンドを生成したりすることができるユニークなオーディオプロセッサです。Thumpはオーディオ入力のピッチとダイナミクスに注目し、その情報をオシレーターの制御に利用します。ドラムにローエンドを追加したり、ベースを増強したり、シンセティックなドローンを作成することもできます。
Thumpは、キックドラムを強化したり、パーカッシブなトラックにローエンドを追加したり、クラシックなドラムシンセのサウンドを再現したりするのに最適です。
Thumpには2つのオシレータ(OSC)が搭載されています。
この2つのはOSCは入力を検知し、トリガーします。
使い方はエフェクトとしてインサートするだけで使えます。
ただし、入力検知の調整が出来ない為、無駄に低音が鳴ってしまう場合があります。
その場合は別の別のミキサーにルーティングして中音域以上をEQ等でカットして調整すると以下の様になります。
パラメータの解説
主要パラメータの解説です。
Atk. Frequency:このコントロールは、ピッチ振幅フォロワー出力が最大値のとき(入力信号がフルスケールのときなど)のオシレータの周波数を設定します。このコントロールの範囲は1~440Hzです。
Sust. Frequency: 1~440Hz 周波数。Pitch Amplitude Follower出力が最小値のとき(入力信号が無音のときなど)のオシレータの周波数を設定します。このコントロールの範囲は1~440Hzです。
要は入力信号が最大と最小の時のオシレータが出力する周波数を指定します。
Atkを最大、Sustを最小とすると440Hzから1Hzまでスイープします。
重要なのは入力のレベルに応じてAtkの反応が変わります。
入力最大の時「Atk. Frequency」で設定した周波数が鳴りますが、入力が低いと周波数も下がります。
動画を撮ってみました。
– The Envelope Atk.,Pitch Atk.:それぞれのアンプリチュードフォロワーのアタッ ク時定数をミリ秒(ミリ秒)単位で設定します。アタック時定数は、入力信号のレベルがエンベロープ出力よりも高い場合に、エンベロープ出力がどれだけ早く増加するかをコントロールします。値が小さいほどエンベロープは信号に追従しますが、小さすぎると入力信号の特性によっては歪みが発生する可能性があります。
– The Envelope Sust.,Pitch Sust.:それぞれのアンプリチュードフォロワーのリリース時定数をミリ秒(ミリ秒)単位で設定します。解放時定数は、入力信号のレベルがエンベロープ出力よりも低い場合に、エンベロープ出力がどれだけ早く減少するかを制御します。値が小さいほどエンベロープは信号に追従しますが、小さすぎると入力信号の特性によっては歪んでしまう可能性があります。
アタックとリリースの設定です。
これらの設定を変更する時はMixをWet 100%にすると判り易いです。
【無料】Kickに低音を追加出来るMH Thumpの紹介まとめ
無料なのにかなり良いです。
2つOSC搭載というのもLittle Footに無い機能なので、選択肢が広がります。
無料のプラグインこそ、取捨選択が必要ですね。
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