ImageLineのFL Studio 21がリリース(アップデート内容の解説)
やっと時間が取れたので最後のFLStudio21のアップデート内容解説です。
6回目は残った割と小さいアップデートをまとめて解説していきます。
しかし今までPCのオンボードグラボのせいでZGameEditor Visualizerを使えていなかったのですが、これ凄いですね。
以前に比べ大幅に機能が増えていて驚きです。
ZGameEditor Visualizerについて記事を書いていなかったので少し先になりますが、徐々に書いていきます。
アップデート内容の解説は以下の通りです。





アップデート内容(その他)
ZGE Visualizer
Dubswitcherの新しいポストプロセスエフェクトを追加しました。
「ZGE Visualizer」のエフェクトにdubswitcherさんが作成したエフェクトが追加されたようです。
Visualizer (ZGE):
UI
エフェクトのパラメーター間のセパレーターに対応しました。透明度を表示するためのショートカットとして、ツールバーボタンを追加しました。プレビューウインドウに表示するバッファを選択できるようになった。
セパレーターは下図の赤枠部分の事かと思います。
プレビューウインドウに表示するバッファを選択は下図の赤枠です。
Zip
ZIP形式のプロジェクトにカスタムエフェクトを追加しました。
このアップデートに関しては判りませんでした。
Touch controllers
「 Add window」リストでtouch controllerウィンドウをサポートします。
「 Add window」からAlt+F7 で表示されるtouch controllerを表示させる事が出来るようになりました。
演奏した鍵盤が光るので、動画に組み込む事が出来ます。
Effect
Dubswitcher AlphaKey.
エフェクトの「Blend」に「Dubswitcher AlphaKey」が追加されました。
Presets
HUD Textを使用することで、フォントフォルダ外のフォントを検索できるようになりました。
多分エフェクトの「HUD Text」のパラメータに「Font」があるのでここにFontフォルダ外のフォントを検索できるようになったのだと思います。
新エフェクト「オーディオジェネレーター」(Windowsのみ)
エフェクトの「Misc」に「AudioGenerator」がWinのみ追加されました。
どんなことが出来るのか判らなかったので調べたらSeamlessRさんが解説してました。(頭出し済み)
Effect
TextDraw “エフェクトにblendパラメータを追加しました。
「Text」の「TextDraw」に「blend」パラメータが追加されました。
「Mode 1」と「Mode2」が選択可能です。
両者の違いはちょっとマニュアルには記載ありませんでした。
動画にしてみました。
Images
APNG画像フォーマットへのエクスポートを追加しました。ビットマップ保存時の拡張子を .jpeg に変更しました。
「Export Video」のフォーマットに「APNG」フォーマットが追加されていました。
Surface tab
プリセットのカスタマイズを容易にする「Surface」タブを追加
「Surface」タブが追加されました。
そしてプリセットの保存も出来るようになっています。
「Patcher」の「Surface」と作りは同じで、ノブやスライダーを作って、複数パラメータを割り当てて、操作する事が可能です。
レイヤーが多くなるとパラメータが膨大になりますので、「Surface」で操作できるメリットは大きいです。
MIDI scripting & MIDI:
Performance Mode
getPerformanceModeState関数。FL Studioプレイリストが「パフォーマンスモード」であるかどうかをテストします。
MIDIスクリプトに「getPerformanceModeState関数」関数が追加されたようです。
MIDI Controller ID
MIDIデバイスの識別は、スクリプトが初めてダウンロードされるまで遅延するようになりました。
ちょっとこれは何言っているかわかりませんでした。
External links
スクリプトでヘルプリンクのリダイレクトリンクを許可する(ILフォーラムへのリンクでなければならない)。
「MIDI Settings」の「Controller type」でMIDIコントローラーを選択して「?」をクリックすると選択したコントローラーのヘルプに飛ぶようになりました。
Mixer:
Select all tracks (Ctrl+A)
トラックFXの有効/無効、レベル変更のアクションに適用されます。
Ctrl + A でミキサーの全選択が出来るようになりました。
Bypass effects
選択されたすべてのミキサートラックで動作するようになりました。
多分上の「トラックFXの有効/無効」のことかと思います。
Render Option (Mixer menu)
‘Render selected tracks to wave files‘.
選択したミキサートラックのみレンダリングが出来るようになりました。
Ctrl + ドラッグで連続した複数トラックの選択で、Ctrl + Shift で任意のトラックを複数選択出来ます。
ミキサーを選択した状態で Shift + Alt + R でレンダリングが出来ます。
メニューからだと「Disk recording」->「Render selected tracks to wave file(s)」です。
Mixer
新しいオーディオまたはインストゥルメントトラックを作成する際に、自動的にウィンドウが開くことはなくなりました。
ちょっと何の事かわかりませんが、多分以前は新しいオーディオまたはインストゥルメントトラックを作成する際にミキサーが自動的に開いていたのだと思います。
それが開かないようになったようです。
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