ImageLineのFL Studio 21がリリース!!アップデート内容を解説②(Playlist、Automation Clips編)

FL Studio
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ImageLineのFL Studio 21がリリース(アップデート内容の解説)

2回目はPlaylist、Automation Clipsに関するアップデートの解説です。

1回目のUser Interfaceに関するアップデート内容の解説は以下の記事です。

全部書き終わったら1回目の記事にまとめますので、ブックマーク等は上記1回目の記事にお願いします。

 

アップデート内容(Playlist、Automation Clips)

  • Playlist:
    • Audio Clip Fade & Gain controls: – オーディオクリップのフェードイン、フェードアウト、ゲインコントロール、自動クロスフェード(オプション)。
      • View – Show fade previews / Gain previewsが非選択の場合、Altキーを押しながらフェードやゲインのプレビューを一時的に行うことができます。
      • Menu – (右クリック)「フェード編集コントロールの表示」アイコンをクリックすると、フェードオプションに素早くアクセスできます。
      • Snapping – フェードハンドルスナップがオフの時、(Alt)を押しながらスナップするので、(Alt+クリック)でフェードがリセットされなくなりました。
      • Shortcut – (Shift+F)で「フェード編集コントロールの表示」アイコンをトグルできるようにしました。
    • Adding tracks – プレイリストクリップフォーカスエリアに[+]ボタンを追加し、左クリックと右クリックで楽器とオーディオトラックを追加できるようにしました。
    • Paste Location – 新規オーディオトラックに追加されたクリップは、再生ヘッド位置または任意の時間選択範囲に配置されます。
    • Drag & Drop – 複数のサンプルをドロップするときは Shift キーを押しながらドロップするとプレイリストに順番に追加されます。サンプルをドロップしたり、トラックのクローンを作成するとそのトラックを選択することができます。
    • Multi-selectionClip Menu > Chopで複数選択できるようにしました。
    • Warning dialog – 複数のプレイリストのトラックを削除する際にトラック名がポップアップ表示され、何が消えようとしているのかが分かるようになりました。
    • Play list & Piano roll – Select > Overlapping notesオプションで選択したクリップとノートの重ね合わせを削除すると、一番下のレイヤーを残して一番上のレイヤー/だけが削除されます。
    • Playlist & Piano roll – クリップやノートの貼り付けは、再生位置で行われるようになりました(可能な場合)。
    • Chopping – パターンクリップとオートメーションクリップをチョップできるようになりました( Clip Menu > ‘Chop’ optionから)。
    • Recorded Audio – ミキサー入力のレイテンシーメニューに「Adjust position of recorded audio」オプションを追加しました。
    • Playlist – 「Punch in / out recording」マーカーを「Start / Stop recording」に改名しました。
  • Automation Clips:
    • Editor – オートメーションクリップ設定ウィンドウの下に、オートメーションをイベントデータに変換するボタンを新設しました。
    • Warning dialog – 近似オートメーションマージに関する警告に「将来的に表示しない」を新たに追加
    • Merging – LFOモードなど、正確な結合ができない場所では、近似曲線との結合が可能です。
    • Automation Clip Editor – グリッド線は視認性を高めるために太くしています。
    • GUI – ターゲットリンクの追加」(+)ボタンは、アクティブにリンクを追加する(クリックで処理開始)ときにパルスを発生します。オートメーションクリップチャンネルのエンベロープグリッド分割を4分割に変更

Playlist

Audio Clip Fade & Gain controls

オーディオクリップのフェードイン、フェードアウト、ゲインコントロール、自動クロスフェード(オプション)。

オーディオクリップにリアルタイムで波形に反映されるフェードイン、フェードアウト、ゲインコントロールが付きました。

 

もしオーディオクリップを動かす時にクロスフェードが動いて邪魔という場合は Shift + F キーか以下の場所でON/OFFの切り替えが簡単にできます。

また複数のオーディオクリップを重ねると自動でクロスフェードするようになりました。

 

View

Show fade previews / Gain previewsが非選択の場合、Altキーを押しながらフェードやゲインのプレビューを一時的に行うことができます。

「Playlist」->「View」->「show fade previews」(デフォルトチェックON)をOFFにした際、オーディオクリップにマウスオーバーして Alt キーを押すと一時的にプレビュー出来ます。

以下の動画では元々の形の波形が、Alt キーを押すとクロスオーバー時の波形に切り替わっています。

  •  
Menu

 「Show fade editing controls」アイコンを右クリックすると、フェードオプションに素早くアクセスできます。

「View」のオプションに「Show fade editing controls」アイコンの右クリックからアクセス可能です。

今回のバージョンアップとは関係無いですが、コンテキストメニューでON/OFF変更するようなオプションは右クリックを使うと複数変更が可能です。

動画を見て頂くと判るかと思います。

Snapping

フェードハンドルスナップがオフの時、(Alt)を押しながらスナップするので、(Alt+クリック)でフェードがリセットされなくなりました。

以下の「snap fade handles」オプションがオフの時に Alt キーを押しながらフェードハンドルを動かすとスナップします。

その為、上記オプションがONの時はAlt キーでのリセットがされません。

 

Shortcut

(Shift+F)で「Show fade editing controls」アイコンをトグルできるようにしました。

「Show fade editing controls」アイコンの所でも触れましたが、 Shift + F キーでフェードハンドルの表示ON/OFFの切り替えが出来ます。

以下の動画は Shift + F キーを押すたびにフェードハンドルの表示ON/OFFの切り替わっている様子です。

 

Adding tracks

プレイリストクリップフォーカスエリアに[+]ボタンを追加し、左クリックと右クリックで楽器とオーディオトラックを追加できるようにしました。

「PlayList」に「+」が追加されクリックすると「Instruments Track」、右クリックで「Audio Track」が追加出来るようになりました。

 

Paste Location

新規オーディオトラックに追加されたクリップは、再生ヘッド位置または任意の時間選択範囲に配置されます。

新規でオーディオトラックにサンプルをドラッグアンドドロップした際に、再生ヘッド位置に配置されるようになりました。

 

 

Drag & Drop

複数のサンプルをドロップするときは Shift キーを押しながらドロップするとプレイリストに順番に追加されます。サンプルをドロップしたり、トラックのクローンを作成するとそのトラックを選択することができます。

ブラウザから複数サンプルを単一のトラックにドラッグアンドドロップで追加出来るよう似りました。

以下の動画では最初は Shift キー押さずに複数サンプルをドラッグアンドドロップし、その後 Shift キーを押して複数サンプルをドラッグアンドドロップしました。

Multi-selection

Clip Menu > Chopで複数選択できるようにしました。

Chopが以前は複数処理出来ませんでしたが、複数処理出来るようになりました。

単純に Shift キー押しながらドラッグで複数のオーディオクリップを選択して右クリックからChopです。

 

Warning dialog

複数のプレイリストのトラックを削除する際にトラック名がポップアップ表示され、何が消えようとしているのかが分かるようになりました。

日本語訳のままです。

複数削除時にトラック名が表示されるようになりました。(オプションで無効設定可能)

 

Play list & Piano roll

Select > Overlapping notesオプションで選択したクリップとノートの重ね合わせを削除すると、一番下のレイヤーを残して一番上のレイヤー/だけが削除されます。

削除とありますが、多分「Select > Overlapping notes」の仕様が変わったんだと思います。

旧バージョン(FL Studio20)だと「Select > Overlapping notes」を使うと以下のように重なっているノートやクリップを選択してくれました。

FL Studio21だと重なっている片方(下のレイヤー)が選択されるようになりました。

重なっているノートやクリップを見つけて削除が楽になりました。

 

Playlist & Piano roll

クリップやノートの貼り付けは、再生位置で行われるようになりました(可能な場合)。

これは待望の機能です。

多分他のDAWではとっくに実装されていたと思います。

 

Chopping

パターンクリップとオートメーションクリップをチョップできるようになりました( Clip Menu > ‘Chop’ optionから)。

以前はオーディオだけでしたが、パターンとオートメーションもチョップ出来る様になりました。

 

Recorded Audio

ミキサー入力のレイテンシーメニューに「Adjust position of recorded audio」オプションを追加しました。

以前どうだったのか分かりませんが、以下の解説がありました。

このオプションを選択すると、オーディオパス内のプラグインによって引き起こされるレイテンシーも補正されます。通常はオンのままにしておきます。

エフェクトを掛け録りした時に、エフェクトによって発生するレイテンシーを調節してクリップを配置してくれるというものです。

場所はミキサーのインプットの選択の隣です。

以前はレイテンシーのあるエフェクトを挟んでトラックをフリーズさせるとズレが発生していたのですが、ずれなくなりました。

 

Playlist

「Punch in / out recording」マーカーを「Start / Stop recording」に改名しました。

マーカーの文言の変更だけです。

 

Automation Clips

 

Editor

オートメーションクリップ設定ウィンドウの下に、オートメーションをイベントデータに変換するボタンを新設しました。

翻訳のままです。

オートメーションクリップをダブルクリックして開く、オートメーションエディターに新しくボタンが新設されました。

ボタンを押すとオートメーションクリップをイベントデータに変換する事が出来ます。

押すと以下の様にイベントデータに変換されます。
(オートメーションデータもそのまま残ります)

Warning dialog

近似オートメーションマージに関する警告に「Don’t show this in the future」を新たに追加

警告を非常時にするオプションが付きました。

 

Merging

LFOモードなど、正確な結合ができない場所では、近似曲線との結合が可能です。

複数のオートメーション等を結合する際にスタートとエンドが異なる値だと近似値で結合が出来ます。

やり方は2つ以上のクリップを選択してメニューから「Edit」->「Merge selected clips」で結合が出来ます。

警告が出てオートメーションエディターが表示され、近似値の調整が出来ます。

Automation Clip Editor

グリッド線は視認性を高めるために太くしています。

以前よりグリッド線が太くなりました。

比べて見ましたが、ちょっとだけ?太くなったような気がします。

それより色を変更出来るようになった恩恵の方が大きいと思います。

 

GUI

ターゲットリンクの追加」(+)ボタンは、アクティブにリンクを追加する(クリックで処理開始)ときにパルスを発生します。オートメーションクリップチャンネルのエンベロープグリッド分割を4分割に変更

オートメーションターゲットを追加する際に、「+」をクリックすると「+」が点滅するようになりました。

あとグリッドの分割が4分割に変更されたようです。

以前は5分割がデフォだったようです。

 

コメント

  1. syu より:

    FL STUDIOについて他のサイトでは紹介されないことが多々掲載されているので、過去の記事など拝見しながら学習させていただいています。

    FL STUDIO20から21にアップグレードを行いたいのですが、フォーラムを見る限りだとバグが結構残っているみたいなのでアップグレードを行うか迷っています。
    スキンや色々な機能、all plugin持ちなのでluxe verbも使ってみたいと思いますが、バグ取りがある程度入ったアップデートが出るまでアップグレードを待った方が良いでしょうか?

    • yosi より:

      syuさん

      FL STUDIOについて他のサイトでは紹介されないことが多々掲載されているので、過去の記事など拝見しながら学習させていただいています。

      ありがとうございます!
      差別化は意識している所なのでそう言って頂けると嬉しいです。

      FL STUDIO20から21にアップグレードを行いたいのですが、フォーラムを見る限りだとバグが結構残っているみたいなのでアップグレードを行うか迷っています。

      インストールについてはしてしまって良いと思います。
      FL Studioは良くも悪くも新バージョンは旧バージョンとは別にインストールされます。
      その為、両方起動することが出来ます。

      ですから新バージョンを入れても旧バージョンを使い続けることも可能です。
      ただし注意点はあり、新バージョンで旧バージョンのソングを開いて保存してしまうと、旧バージョンで開けなくなります。
      ですから、今作っている曲についてはバックアップを取って新バージョンで開く等の対応したほうが良いです。

      是非新バージョンを入れて楽しんで下さい。

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