FLStudioのPatcherでDelayのTap数を増やす方法4
管理人のyosiです。
DelayのTapを増やす方法ですが、4回目です。
こんな感じになります。
DelayTimeをボタンで実装する
次はDelay Timeを変更出来るようにしましょう。
Surfaceにノブを置いてもテンポ同期させることが出来ません。
そこでボタンで決め打ちにしてDelay Timeを操作します。
今回片方は「1/4」、「1/8」、「1/16」を用意し、もう片方は「1/4d」、「1/8d」、「1/16d」を用意します。
まずボタンを先ほどと同様に「Control creator」からドラッグしてきます。
大きいと邪魔なので右クリックからサイズを小さくします。
名前を「1/4」、「1/8」、「1/16」、「1/4d」、「1/8d」、「1/16d」で用意します。
こんな感じです。
流れの動画も用意しました。
次に「Fruity formula controller」を使って値をボタンを押した時に出力する値を設定します。
「Fruity formula controller」を追加し、右クリックの「Inputs」->「Parameters」から全て「Activate」します。
次に「Outputs」も「Activate」します。
値を設定していきます。
以下の様な感じで設定したいDelayTimeの値を設定します。
好きな値を設定出来るように一覧表で用意しました。
(値はある程度四捨五入してます)
DelayTime | 設定値 |
1/64 | 0 |
1/32 | 0.0013 |
1/16 | 0.0613 |
1/8 | 0.1239 |
1/4 | 0.249 |
1/16t | 0.0404 |
1/8t | 0.0821 |
1/4t | 0.1656 |
1/16d | 0.0926 |
1/8d | 0.1864 |
1/4d | 0.3742 |
値の調べ方も一応解説しておきます。
単純に設定した後に値をコピーすればOKです。
動画を用意しました。
あとは「Fruity formula controller」の「a」,「b」,「c」を設定したボタンと接続します。
以下の設定だと「1/4」、「1/8」、「1/16」を「a」,「b」,「c」と接続します。
ラベルを設定しておけば赤丸の上にマウスオーバー(マウスのカーソルを置く)すると左したにヒントとして表示されます。
次に「Time」の上で右クリックから「Activate」をクリック
新たに出来た赤丸と「Fruity formula controller」の「Out」を接続します。
もう片方のDelayも同様にします。
以上で完成です。
FLStudioのPatcherでDelayのTap数を増やす方法4まとめ
思っていたより面白い効果が得られました。
別記事になりますが、次はダッキング機能の解説をしてこうと思います。
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