FLStudioの使い方 Gross BeatをEVENTデータで操作する方法
最近CYCLOPの記事書いて思い付いたんですが、Gross Beatはオートメーションクリップでは無く、EVENTでオートメーションした方が効率的じゃないかと。
やってみたらかなり便利でもうオートメーションクリップには戻れません。
GrossBeatの使い方も書いていますので、是非。
今回は以下の内容でお送りします。
・FLStudioのEventデータでGrossBeatを操作する方法
さっそく解説していきます。
FLStudioのEventデータでGrossBeatを操作する
EventデータでGrossBeatを操作する利点は2つあると思っています。
・Eventデータの目盛りがスロットと連動し、スロット名がHintバーに表示される
今までオートメーションクリップを使っていたのが馬鹿みたいです。
エディットが簡単
何と言ってもエディットが簡単なんです。
他のDAWだと出来たりしますが、FLStudioの場合直線のオートメーションクリップを作るのが結構面倒です。
実際やるとしたらという動画を見てみて下さい。
はっきり言って超面倒です。
しかしEventデータなら超簡単です。
直感的にエディット出来ます。
(もちろん綿密にどのスロットを割り当てるか決めてエディットも簡単)
Eventデータの目盛りがスロットと連動し、スロット名がHintバーに表示される
FLStudioは左下にHintバーが表示されます。
ここにパラメータ等が表示される訳ですが、Eventデータの目盛りとGrossBeatのスロット名が連動します。
ですから綿密にエディットする場合はスロット名をHintバーで確認しながら選ぶ事が出来ます。
FLStudioのEventデータでGrossBeatを操作する方法
では実際にエディットする方法です。
GrossBeatを開きスロット上で右クリックから「Edit events」をクリックします。
パターンエディターが表示されます。
GrossBeatのスロット切り替えは鉛筆アイコンの方が使い勝手が良いので鉛筆アイコンをクリックします。
あとは再生しながら好きな効果が得られるようにエディットしていきます。
スナップする単位は磁石アイコンから変更可能です。
あとはアレンジメントビューに配置すればOKです。
FLStudioの使い方 Gross BeatをEVENTデータで操作する方法まとめ
なんかEventエディタって改良されたんですかね、以前使うのかなり面倒だった記憶があるのですが・・・
オートメーションクリップと使い分けたらほんとかなり使い易いです。
ちょっと他のエフェクト系でも使い易くなるんじゃないかと思います。
色々試行錯誤して思い付いたら記事書きます。
コメント
>FLStudioの場合直線のオートメーションクリップを作るのが結構面倒です。
これ、地味なようで大事ですよね。Logicを使ってた頃は比較対象がなかったので気にしてませんでしたが、Ableton Liveのオートメーション周りの設計が優秀すぎてビックリしました。
同時にオートメーションをマクロなどと合わせて多用するようになったので、Logicを使ってた頃は無意識的にオートメーションを避けていたことに気づきました。
直線の話に戻りますが、徐々に上がるライザー系のオートメーションであっても、一度直線で階段状に作ってスタートのポイントを1つ削除すればスタートが下がって斜めのオートメーションが描けるので、
直線ベースでオートメーションを作成出来たほうが設計として正しいように思います。
もちろん、ただライザーのオートメーションを描くだけなら普通にポイントを追加したほうが早いですが、直線に慣れたほうが応用が効くので全体的な効率は上がりそうです。
あと、オートメーションのスナップが無効なのが原因でズームすると開始ポイントが微妙にグリッドにあってなかったりするのも、グリッドベースの直線オートメーションだと回避できるのでこれも直線のほうが柔軟ですね。
>これ、地味なようで大事ですよね。Logicを使ってた頃は比較対象がなかったので気にしてませんでしたが、Ableton Liveのオートメーション周りの設計が優秀すぎてビックリしました。
そうなんですよね、直線が必要なプラグインが増えた様に思います。
FLStudioはその辺がイマイチと思っていましたが、しっかりと別の方法を用意してくれていました。
Ableton Liveはオートメーションが優秀ですよね。
直線で値を上下に動かせるのが非常にうらやましかったです。