少し時間が取れたのでCardinalの使い方を書きます。
導入方法ととりあえずモジュール入れ替えて使いたいという方は以下の記事を読んで見て下さい。


今日はエフェクトとしての使い方を解説していきます。
Cardinalはエフェクトとしても使えます。
モジュラーなので普通のエフェクトでは中々出来ないようなモジュレートが簡単に出来たり、ランダム要素を取り入れた音を作るといったことが出来ます。
Cardinalをエフェクトとして使う方法
ミキサーに「Cardinal FX」をインサートします。
すると以下のように「Host Audio」のInとOutが接続された状態で起動します。
ですからこのままで音がでます。
ただ当然何の変化もしません。
ここにモジュールを入れていきます。
「Tag」が「Effect」の中のモジュールであればエフェクトとして利用可能です。
ここではディレイの「Delay Plus」を追加します。
あとはInとOutをそれぞれ接続します。
モノラルモジュールをステレオにする
「Delay Plus」はステレオ版が用意されていましたが、モノラルのモジュールの方が多いです。
モノラルしか対応していないモジュールをステレオで使うにはモジュールを2つ用意してそれぞれLRに接続すればステレオ化出来ます。
2つのモジュールだとパラメータの値を同じにするのがノブを動かしての調整だと無理があります。
そこでパラメータ値をコピーしてもう片方に貼り付けます。
右クリックからCtrl + cでコピーしCtrl + v で貼り付けます。
LFOでモジュレートする
折角なのでLFOを使ってパラメーターをモジュレートしてみましょう。
LFOについてはVCV Rackの記事ですがほぼ同じなので参考にしてみて下さい。
当然ですが、モジュレートするにはパラメータに入力が必要です。
以下の様な「IN」と「OUT」しかないモジュールは全くモジュレート出来ません。
LFOを追加する様子を動画で用意しました。
右クリックからLFOを追加します。
Tagは「Low-frequency oscillator」です。
今回はシンプルで判り易いVCVのLFOを使ってみました。
あとはパラメーターの隣のインプットに接続して隣のノブを動かします。
インプットの隣にあるノブは入力量を調整出来るパラメーターで、ある場合と無い場合があります。
今回1つのLFOから2つのモジュールに配線しています
やり方2つ目の配線をする際にCtrl キーを押しながらドラッグ(配線)をすれば新しい線が表示されます。
まとめ
エフェクトの種類も豊富なので作って保存しておけばかなり使えます。
CPU負荷もそれほど重くないですし、良いこと尽くめです。
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