Decent Samplerで使えるレコードからサイン波等をサンプリングした音源Record Cutter Synthの紹介
引き続きDecent Samplerの音源紹介です。
今日はレコードにカッティングしたサイン波等をサンプリングした音源Record Cutter Synthのご紹介です。
これまたストーリーも良くて音源は要らないという方もデベロッパーさんの動画を見て頂きたいです。
なんとカッティングは学研から出ている「大人の科学マガジン トイ・レコードメーカー」が使われているんです。
やろうと思えばだれでもレコードにカッティングしてサンプリングが出来る訳ですね。
(音質がかなりLo-Fiなので用途がかなり狭いですが)
Decent Samplerは無料で使えるサンプラーで最近ライブラリが非常に充実してきているので、Kontaktをお持ちでない方はKontakt等を購入する前にまずDecent Samplerをお試下さい。
音デモ
プリセットは全部で9種類です。
プリセットを鳴らしてみました。
1つだけ難点があり、ピッチが甘いんですね。
特にプリセット1~3は結構ずれてますので、何ならサンプリングしなおした方が良いです。
ドラムとパッドを足してみました。
概要
このライブラリは、一連のテストトーンをビニールにカットし、それをコンピュータで再生することによって作られました。その結果、ローファイやシネマティックな作品に最適な、息の長い、壊れやすいサウンドのシンセサイザーが出来上がりました。
20年ほど前、家でレコードが作れないと嘆いていたところ、妻がいろいろ調べてくれて、1940年代に民生用のレコードカッターがあったことを知り、その骨董品を買ってきてくれたことがありました。この骨董品でまともな音のレコードは一枚も作れなかったが、この恐ろしい技術への執着に火をつけた。2023年1月、私は日本から学研のおもちゃのレコードカッターを買いました。学研が提供する忠実度は1949年に発売されたカッターとほとんど同じだが、今回は音楽を再生するために使うのではなく、エフェクトとして活用することを学んだ。
このライブラリーは、ビニールの上に一連のテストトーンをカットし、それをコンピュータで再生することによって作られたものです。その結果、ローファイやシネマティックな作品に最適な、息苦しくて壊れやすいサウンドのシンセサイザーが出来上がりました。
このライブラリは、無償のDecent Samplerプレイヤー・プラグインと連動しています。ここから無料でダウンロードできます。
ダウンロード
ダウンロードは「Decent Sampler」内部から出来ます。
「Decent Sampler」を開き「BROWSE」をクリックします。
少しスクロールすると「Record Cutter Synth」が表示されますので、クリックします。
「GET」をクリックします。
これでダウンロードが始まります。
ダウンロードされると「MY LIBRARIES」に表示されます。
「Record Cutter Synth」をダブルクリックすれば読み込まれます。
まとめ
ちょっとピッチがずれているのが頂けませんが、それ以外は良い感じです。
音域も広く使い易いです。
しかし「大人の科学マガジン トイ・レコードメーカー」良いですね。
自分の楽曲をカッティングして録音して冒頭で使うなんてのもありじゃないでしょうか。
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