引き続きFlux Mini 2の使い方についての記事です。
基本的な使い方やダウンロード方法や使い方は以下の記事を読んでみて下さい。


MIDI outがFL Studioでは動かない(バグ報告済み)なので、先にパラメータ解説を進めます。
・MIDI outの使い方(MIDI outがFL Studioで動作しない為保留)
・パラメータ解説(本記事)
パラメータ解説はマニュアルが無いので、判る範囲で書いてきます。
パラメータ解説
まずは動作の概要です。
「Flux Mini 2」の基本はVolume(又はFilter)のEnvelopeを設定された方法、速さで再生、ループさせます。
例えば四つ打ちのサイドチェイン効果を出したい場合は、下図の様にします。
①速さを決める「SYNC」に1/4に設定(1/4は1泊で4つ打ちのタイミングです)
②Volumeの「AMP」を「0」にしてEnvelopeを割り当てを「100%」に設定
③Envelopeの形をKickの長さにに合わせる又は16分、8分の長さに設定
③のEnvelopeの形はKickや楽曲によって調整が必要ですが、基本は大体上記の様な設定です。
プリセットだと「Fakechain 1」~「Fakechain 4」がサイドチェイン効果を得るのに適していします。
少しパラメータを変えるだけでも効果がかなり変わるのでプリセットをそのまま使わず、楽曲に合わせてエディットした方が良いです。
Filterでエンベロープを動かす方法
先ほどはVolumeをEnvelopeで動かしましたが、Filterを動かす場合の手順です。
まずFilterを3種類の中から選択します。
次に「CUTOFF」を最小にしてEnvelopeの割り当てを100%にします。
動画を用意しました。
あとは好みに応じて「RESONANSE」を調節します。
エンベロープのエディット方法
エンベロープのエディットは非常に使い易く出来ています。
ある程度凝った作りでも少し慣れれば簡単に作ることが出来ます。
基本のエディット方法は以下の通りです。
デフォルト
・ダブルクリックでポイントの追加
・ポイントをダブルクリックで削除
ペンシルモード
・クリックでポイント追加
・ポイントをクリックで削除
ペンシルモードでエディットした方が楽だと思います。
ペンシルツールを有効にするには歯車アイコンからペンシルアイコンをクリックする事でOn/Offの切り替えが可能です。(デフォルトはOff)
ペンシルモードでエディットする様子を動画を用意しました。
かなりサクサクエディット出来ます。
ペンシルモードの他に消しゴムと線のグリッド吸着、ハンドルのグリッド吸着があります。
SETTINGにはグリッド(縦線と横線)の数を指定する事も出来ます。
デフォルトは16ですが、32にすれば細かくエディットする事が出来ます。
ただ同じパターンの繰り返しならこの後で紹介する複製機能を使うと簡単に細かいパターンを作れます。
その他にエンベロープのツールとして複製、統合、クリアが出来ます。
(マニュアルが存在しないので名称は勝手につけました・・・)
複製
同じパターンで複製してくれます。
ただ長さは変わらないので、実質倍のスピードになります。
言葉でどうこう言うより見たほうが早いので動画を見てみてください。
統合
複製とは逆の働きをします。
クリア
エンベロープをクリア出来ます。
あとUndo、Redoがあるのが素晴らしいです。
まとめ
無料とは思えない素晴らしいプラグインです。
特にエディットし易さが有料のプラグインを凌駕していて驚きです。
Duckは使い易いですが、エディットに関してはイマイチですよねー
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