10月11日の小ネタ、セール情報等
この記事は1か月程度で削除します。
リリース情報
SixthsampleからAurbitがリリース
SixthsampleからAurbit(29.95ユーロ)がリリースされました。
■ 概要
Aurbit は、コーラス/フェイザー/フランジャーを統合したモジュレーション・エフェクトスイート。
クラシックなハードウェアをベースに、現代的な音楽制作環境に合わせてリファインされています。
わずか一つのプラグインで、12種類のモジュレーションスタイルをカバーし、素早く音に動きと立体感を加えることが可能です。
価格:€29.95(14日間の無料トライアルあり)
■ 主な特徴
1. 3つの基本エフェクト × 4つのキャラクター
| エフェクト | スタイル1 | スタイル2 | スタイル3 | スタイル4 |
|---|---|---|---|---|
| Chorus | クリーンでバランス良く | ダークで厚みのあるトーン | 粗く個性的 | 密度の高い明るい質感 |
| Flanger | 同上(統一キャラクター設計) | |||
| Phaser | 同上(統一キャラクター設計) |
→ 各タイプでキャラクターが共通しており、エフェクトの切り替えを行っても音の方向性を維持可能。
2. Cleanノブでローエンドの明瞭さを維持
-
Low-Cutモード:低域をカットして濁りを防ぎ、明るく抜けのある結果に。
-
Low-Monoモード:指定周波数以下をモノラル化し、ベースを中央に固定。
→ 低域のブレを防ぎながら、上モノだけを動かすことが可能。
3. Heatノブによる音の存在感強化
-
サチュレーション+コンプレッションを組み合わせた設計。
-
弱めの倍音付加から、力強いディストーションまで幅広く対応。
→ エフェクト後の音に芯と抜けを与え、追加処理なしでミックスに馴染む。
4. ホストと同期する安定したモジュレーション
-
通常のモジュレーションでは「再生開始タイミング」で動作が変わることがありますが、
AurbitはDAWホストと位相をロックすることで毎回同じ結果を再現。 -
Phaseスライダーで、モジュレーション開始点を音楽に合わせて調整可能。
→ ライブ演奏やリコール時でも一貫した動作を保証。
5. その他の便利機能
-
Rate / Depth / Width による直感的なコントロール。
-
10種類のテーマ+カスタムスキン対応。
-
軽量設計でCPU負荷が低く、安定稼働。
UJAMからKayaがリリース
UJAMからKaya(19ドル)がリリースされました。
コンセプト
Beatmaker KAYA は、UJAM が手がける「Beatmakerシリーズ」第3世代(BM3)における
アフロフュージョン(Afrofusion)系リズム専用ドラムプラグイン です。
西アフリカ由来のリズム(アフロビート、アマピアノ、アフロハウスなど)をモダンに再構築し、
滑らかでグルーヴィーなトラックを直感的に生成できます。
主な特徴
-
10種類のドラムキット(各16インストゥルメント)
-
本格的なパーカッション・キック・シェイカー・クラップなどを収録
-
アフロビート〜アマピアノまで対応したキット構成
-
-
20スタイル × 各23ビート(合計460種のMIDIループ)
-
そのままトラックに貼り付けて使える完成度の高いパターン
-
リズムレイヤー構築にも最適
-
-
12種類のミックスモード
-
即戦力のサウンドキャラクター(例:Smooth / Raw / Punchy / Airyなど)
-
-
スペシャルコントロール:Life
-
演奏の「生感」「グルーヴの揺れ」を調整できる独自パラメータ
-
-
75種類のグローバルプリセット
-
リズム・キット・ミックス設定をまとめて呼び出し可能
-
-
17種類のアンビエンス/リバーブエフェクト内蔵
-
空間系処理をプラグイン内で完結
-
サウンドとジャンル適性
-
対応スタイル:
-
Afrofusion / Afrobeat / Amapiano / Afrohouse
-
ポップ、R&B、EDMへのアクセントにも最適
-
-
特徴的な音質傾向:
-
グルーヴが重なり合う「ポリリズム的」な質感
-
スウィング感とハンドクラップの“跳ね”を忠実再現
-
ループ再生でも人間味のある動的フィールを維持
-
動作環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応OS | Windows 10〜11 / macOS Catalina (10.15)〜Sequoia (15) |
| 対応CPU | Intel / Apple Silicon(Rosetta & ネイティブ対応) |
| メモリ | 8GB RAM以上 |
| ディスク容量 | 約1GB |
| 解像度 | 1280×768 px以上 |
| 必要環境 | インターネット接続必須 |
| プラグイン形式 | VST2 / VST3 / AU2 / AAX(64bitのみ) |
| 認証 | UJAM App 経由でログイン認証 |
| インストール | UJAM App による自動ダウンロード・セットアップ |
価格・販売情報
-
価格:¥3,200(税込)
-
バンドル対応:
Beatmaker Bundle(全17種収録)に含まれ、アップグレード版でも自動的に最新版へ更新可能。 -
試用版:UJAM App経由で無料体験可(全機能試用)
無料、セール情報
NoiseWorksAudioのTranSplitが無料配布
NoiseWorksAudioのTranSplitが無料配布です。
コンセプト
TranSplit は、ドイツのデベロッパー NoiseWorks が開発した
トランジェント(アタック)とボディ(サステイン)を分離して自在にバランス調整できるトランジェントシェイパー。
スライダー1本でアタックと本体の音量バランスを調整でき、
「パンチを強調したい」「ボディを太くしたい」などの目的を数秒で達成できます。
主な特徴
-
Punch(パンチ)と Body(ボディ)を独立制御
-
入力信号を高解像度で分析し、アタック成分(Punch) と 持続成分(Body) に分離
-
中央のスライダーで両者のバランスを直感的に調整
-
-
高速ワークフロー
-
コントロールはわずか3つ:
-
Sensitivity:どの程度細かくトランジェントを検出するか
-
Length:アタックのフェードアウト時間を調整
-
Trigger:周波数フォーカス(例:低域重視でキックを際立たせるなど)
-
-
-
瞬時に最適化
-
アタックを強調してパンチ感を出す
-
サステインを持ち上げてボリューム感・厚みを追加
-
細かな設定なしで即座に結果を得られる設計
-
サウンドの特徴
-
ナチュラルかつアグレッシブなトランジェント処理
-
ドラム・ベース・ギター・ボーカルなど幅広く対応
-
“潰す”のではなく“整える”タイプのサウンドシェイピング
-
BEATSPOT(レビューサイト)でも「新しい角度からトランジェントを扱うスマートな設計」と高評価
ユーザーインターフェース
-
パンチ成分:黄色表示
-
ボディ成分:青色表示
-
中央スライダーで両者の音量バランスを制御
-
クリアで見やすく、パラメータ変更がリアルタイムで視覚反映されるUI
動作環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | ¥8,671(期間限定で無料) |
| フォーマット | VST3 / AU(64bit) |
| 対応OS | Windows / macOS |
| 認証 | メール登録により100%割引コードが発行される |
| インストール | NoiseWorks公式サイトから直接ダウンロード可 |
| その他 | バンドル(Dynamic / Shaper / Vocal)にも含まれる |
使い方の例
-
ドラムバス:アタックを強調してキック・スネアを前に出す
-
ベース:Bodyを増やして太さを補強
-
ボーカル:パンチを抑えて滑らかに整える
-
アコースティック楽器:Transientを調整して録音の距離感を調整
ParallaxAudioのVirtual Sound Stage Legacy Versionが無料配布

ParallaxAudioのVirtual Sound Stage Legacy Versionが無料配布です。
コンセプト
Virtual Sound Stage(VSS) は、仮想楽器の定位と空間配置をリアルに再現するための
空間オーディオ・スパティアライザー(定位シミュレーション)プラグイン です。
2014年に初版が登場し、2025年10月より 完全無料のレガシー版 v2.0.2 が公開されました。
このプラグインは「ステレオリバーブでは再現できない“部屋の位置感”」を再構築することに重点を置いており、
クラシック・映画音楽・オーケストラ制作などで特に高く評価されています。
主な特徴
-
リアルな空間シミュレーション
-
各音源を「部屋の中のどの位置で鳴っているか」を物理的に再現
-
単なるリバーブではなく、空間の距離感・反射・定位を総合的に計算
-
各ポイントの音響特性が異なる “実際のホール構造” をモデリング
-
-
統合UIによる一括制御
-
全インスタンスを1つの統合インターフェイスからコントロール可能
-
大規模プロジェクトでも高速で直感的なワークフローを実現
-
-
多様な空間プリセット
-
コンサートホール、レコーディングスタジオ、スコアリングステージ、カテドラル(大聖堂)など
-
Berlin Concert Hall など実在空間を再現したモデルも収録
-
-
マイク設定の自由度
-
ステレオやデッカツリーなど有名なマイクセットアップを選択可能
-
ステージ上でマイク位置を自由に配置し、ステレオイメージを自在に設計
-
-
細かなパラメータ制御
-
部屋のサイズ、拡散、リバーブ量、距離減衰などを細かく調整
-
サンプルライブラリごとのマイキング差を自然に統一可能
-
サウンドの特徴
-
ステレオパンニングとは異なる“実在感”のある定位
-
各楽器を仮想ステージ上に自然に配置可能
-
オーケストラ、室内楽、映画スコア、ゲーム音楽に最適
-
リバーブプラグイン(例:Altiverb, MIR Proなど)と併用しても効果的
動作環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バージョン | v2.0.2(無料レガシー版) |
| 対応OS | Windows 10以降 / macOS(Intel & Apple Silicon対応) |
| フォーマット | VST3 / AU / AAX |
| ライセンス | 完全無料(商用利用可・制限なし) |
| 配布元 | 開発者 Gabriel Heinrich による公式サイト |
| ファイルサイズ | 軽量設計(高速ロード対応) |
| サポート | 個別サポートなし(今後も最低限の互換更新は継続) |
旧バージョンとの違い
| 項目 | 旧商用版 (2014–2015) | 無料版 v2.0.2 (2025) |
|---|---|---|
| 価格 | 有料 | 無料(制限なし) |
| 対応フォーマット | VST2 / AU | VST3 / AU / AAX |
| Apple Silicon対応 | 非対応 | ネイティブ対応 |
| UI統合機能 | なし | 複数インスタンスを一括管理可能 |
| OS互換性 | 古いWindows/OS X中心 | 最新Win/macOSに対応 |
総評
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | 仮想ステージ空間シミュレーター |
| 音質傾向 | 自然な距離感・明瞭な定位・奥行き表現 |
| 推奨用途 | オーケストラ、映画音楽、空間的ミックス制作 |
| 強み | 軽量・直感操作・リアルな空間再現 |
| 価格 | 完全無料(商用利用OK) |
| 開発者 | Gabriel Heinrich |
昨日PluginBoutiqueで開始したセール
| 開始日 | 終了日 | セール情報 | 割引率 |
| 10月10日 | 10月13日 | XLN Audio RC-20 Flash Sale | Up to 60% OFF |


コメント