7月3日の小ネタ、セール情報等

7月3日の小ネタ、セール情報等

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無料、セール情報

Empiricallabsでサマーセール開催

Empiricallabsでサマーセール開催です。

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BIG FrEQが149>89ドルです。

AirwindowsでDeCrackleを無料配布開始

AirwindowsでDeCrackleを無料配布開始です。

開発の目的と経緯

• 元々は**古いレコードのクリーニング（クラックル除去）**を目的に多くの要望を受けて開発

• 理想は「傷だらけのレコードを綺麗に、音色を保ったままノイズだけを消す」というもの

実際の動作と課題

• 瞬間的に必要なときだけクラックル除去を発動する仕組み

• しかしノイズが多いと常に作動してしまい、残った小さなクラックルがかえって目立つ

• 大きなポップ音は除去できても、完全な無音化は困難

プラグインの仕組みとパラメータ

• Filter：クリック時に低音だけ残し、高域だけフィルターして違和感を減らす

• Window：除去の範囲を狭く〜広く設定可能（広くすると他用途にも応用可）

• Threshld：感度調整。低くすると除去が強くなるが、音楽自体に影響する危険も

• Surface：通常のノイズ除去から高域フィルタリング強化まで可能

• Dry/Wet：

  • 0.0（ドライ）にするとデルタモニタリングに切り替わり、除去されるノイズだけを確認可能

  • 音楽が聞こえるならThreshldを上げるべきサイン

想定外の面白い使い方

• パーカッシブゲートとして使用

  • Windowを広く、Dry設定でアタックを分離し、ハイパスゲートのように使える

• アタックの再構築

  • Filter, Window, Threshld, Dry/Wetを組み合わせてキックなどのアタック音を強化/調整

  • 特に高域の強いアタックを落ち着かせて低音を重くするのに有効

注意点と期待値

• クラックル除去は繊細な調整が必要で、音色を極力守る反面、ノイズが完全に消えるとは限らない

• 使いこなすとレコードの味を残したままノイズを抑えられるが、万能ではない

• 予期しない用途でも応用可能で、アイディア次第でユニークな処理に活かせる

総括

• DeCrackleはバランス調整が難しい分、うまくハマれば非常に自然な除去が可能

• 正攻法でレコード用に使うだけでなく、サウンドデザイン用途でも面白い結果が得られる

• 開発者もさらなる改良に取り組んでいる段階

昨日PluginBoutiqueで開始したセール