5月16日の小ネタ、セール情報等
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リリース情報
SubmissionAudioからPreFireがリリース
SubmissionAudioからPreFire(149ドル>99ドル)がリリースされました。
プレファイヤー PreFire
30年以上もの間、エンジニアやプロデューサーは、スタジオが原始的な大型アナログ・コンソールからデジタル・ワークフローに移行する際に失われたアナログ・マジックを求めてきました。デジタル化は必然でしたが、初期のプラグインは、クラシックな機材を特徴づけていた本質的なノンリニア性やハーモニック・サチュレーションをしばしば見逃していました。今日の最高のモデルでさえ、CPUパワーを節約するために精度を妥協することがよくあります。
PreFireはすべてを変えます。
PreFireは高度なニューラルネットワークを活用し、11の伝説的なプリアンプの全ゲインレンジにわたって、あらゆるニュアンスとユニークな音のディテールを捉えます。深み、幅、厚みの微妙な強化から、豊かなサチュレーション、極端な歪みまで、PreFireは、数え切れないほどの不朽のレコードを定義した本物のアナログ・キャラクターを提供します。
PreFireは、あなたのプロダクションのための究極のスイスアーミーナイフです。
無料、セール情報
BlackoctopusでLeviathan 2がセール
BlackoctopusでLeviathan 2が(99ドル>19.99ドル)のセールです。
Leviathan1から4のバンドルがセール時で49ドル位だったと思うので、結構悩ましい価格かと思います。
それぞれ単体だと20ドルが最安だったと思います。
FuturephonicのRhythmizer Fusionがセール
FuturephonicのRhythmizer Fusionが47ドル>29.99ドルのセールです。
これYoutubeの広告かなんかで出てきていいなーって思ってたんですよね。
ご注意ください:このプラグインは、当社の外部パートナーとの協力のもと、Plugin Allianceにおいて限定期間の特別オファーとして96時間限定で提供されています。そのため、このプラグインは当社のサブスクリプションバンドル(MEGA L、XL、XXLなど)には含まれておらず、Plugin Alliance ロイヤリティクーポンはこのオファーと併用できません。
Rhythmizer Fusionで、トラックに即座にグルーヴとメロディを注入しましょう。これは、当社のベストセラーランダムMIDIジェネレーター「Rhythmizer」の次世代進化版です。Fusionは、無限のコードとメロディ出力、ダイナミックLFO、グルーヴ注入のクラシック機能に、フルアドバンストアルペジオを追加しました。パートマシンとミューズの融合——すべてがあなたのコントロール下にあります。
繊細なグリッチテクスチャから激しいメロディの混沌まで、Rhythmizerは単一のMIDIノートをダイナミックで進化するパターンに変換します。ステップシーケンサー、ドラッグ・トゥ・MIDIキャプチャー、リアルタイムループボタン、ピッチベンド、CCランダム化など、境界を突破し、創造的なブロックを打破するための強力なツールを搭載しています。
- 機能
- ランダムMIDI生成 – 無限のインスピレーションストリーム
音楽スケールベース、またはアルペジエーターとして使用可能
- 直感的なステップシーケンサーでカスタムグルーヴパターンを作成
- コード生成エンジン – 複数のボイシングオプション
- ランダムベロシティ&ゲートLFO – すべてのノートにダイナミックな動きを加える
- グリッチエンジン – 穏やかから激しいスタッターリピート
- MIDIループボタン – リアルタイムでループをキャプチャ
- フュージョンフェーダー – コードとアルペジオをシームレスにブレンド
- MIDI CCオートメーション – 深いモジュレーションの可能性
- ピッチベンドモード – ワブル効果を再現
- ドラッグ・トゥ・MIDIキャプチャー – 常に録音中
- AI非搭載 – あなたの好み、機械ではなく
KrotosのWeaponiser Basicがセール
KrotosのWeaponiser Basicが199ドル>39ドルのセールです。
昨日PluginBoutiqueで開始したセール
セール開始日 | セール終了日 | セール情報 | 割引率 |
2月4日 | 5月31日 | UJAM Intro & Essentials Bundle Sale | UP TO 95% |
5月15日 | 5月29日 | Rhodes Effects Sale (Exclusive) | UP TO 60% |
5月15日 | 6月1日 | Denise Audio Perfect Plate XL & Noize 2 Sale (Exclusive) | UP TO 67% |
5月15日 | 6月8日 | Lunacy 4th Anniversary & BEAM 2.0 Intro Sale | UP TO 62% |
5月15日 | 5月31日 | BLEASS Vocal Processing Sale (Exclusive) | UP TO 43% |
5月15日 | 5月31日 | Audiority Vocal Processing Sale (Exclusive) | UP TO 35% |
5月15日 | 6月1日 | ModeAudio Airspace Launch Sale (Exclusive) | 33% OFF |
5月15日 | 5月26日 | sonible 12th Anniversary Sale | UP TO 65% |
5月15日 | 6月30日 | Universal Audio UAD Studio Classics + FREE Pultec Passive EQ Collection Sale | 86% OFF |
5月15日 | 5月21日 | iZotope VocalSynth 2 & Stutter Edit 2 Flash Sale (Exclusive) | UP TO 94% |
小ネタ
今日はDan Worrallさんの新しい動画「About Transient Designers」のまとめです。
トランジェント系プラグインの解説まとめ
🎚️ 2つの主要タイプに分類される
① クラシック・トランジェント・デザイナー型
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代表例:SPL Transient Designer(元祖ハードウェア)
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基本構造:アタック(Attack)とサステイン(Sustain)の2ノブ構成
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動作原理:主に**エンベロープ・フォロワー(追従フィルター)**を使用
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例:アタックを上げると、ドラムの打撃感(アタック成分)を強調
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サステインを下げるとキックやタムの残響を短く制御できる
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利点:
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ドラムマシン等の一定の信号に有効
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ゲートよりも簡単に減衰処理ができる
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欠点:
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入力にばらつきがあると、変に強調されたり不自然になることがある
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SPL製プラグインは、サステインを上げると歪みやすい
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✅ より良いクラシック型プラグイン例
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NI Transient Master:より自然な音質
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Softube Transient Shaper:バンド分割可能で柔軟性が高い
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Elysia Nvelope:スプリットバンド対応で高音質(UIがやや小さい)
🧠 クラシック型の構造を自作した例(FabFilter Saturnを使用)
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**Envelope Followers(複数)**を用いた擬似トランジェント処理
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複数のフォロワーを逆位相や時間差で使うことで、アタックやサステインの強調・抑制を実現
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自作でもSPLより良い音が出ることもあり、「良いエンベロープ・フォロワー」が鍵
② トランジェント分離型(Quantum型)
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代表例:Wavesfactory Quantum
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基本構造:信号をトランジェントと残りのボディに分割して別々に処理
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トランジェントだけをソロ再生可能
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各セクションに独立したFX(エフェクト)を適用できる
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利点:
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トランジェントだけにリバーブ、EQ、ディストーションなどをかけられる
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不安定な入力に対して安定した処理が可能
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欠点:
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トランジェント検出の精度が音質に大きく影響
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複雑な信号では誤検出やクリックノイズのリスクがある
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🔧 その他のハイブリッド的プラグイン
🧪 TBTech Trinity Shaper
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Attack, Sustainに加え、Bodyパラメーターを搭載
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ソロ機能ありだが、Quantumのように完全に分離しているわけではなさそう
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3つのセクションを別々にソロ再生して合成しても、元の音には戻らない=内部分離していない
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高度な「エンベロープ・フォロワー構造」を拡張した進化型と推測
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マルチバンド使用時は最大24エンベロープ・フォロワーが走る可能性も
🎯 まとめ:用途とおすすめ
種類 | 用途 | 長所 | 欠点 | 代表的なプラグイン |
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クラシック型 | ミックスでの簡易処理 | シンプル、即効性、汎用性 | 信号のばらつきに弱い | Transient Master, Elysia Nvelope, Softube Transient Shaper |
分離型(Quantum型) | 精密処理、サウンドデザイン | トランジェントのみに精密な処理 | 誤認識やアーティファクトのリスク | Wavesfactory Quantum |
ハイブリッド型(Trinity Shaper) | 柔軟な音作り | 多機能・多段階処理 | 実装が不明で使いこなしに習熟必要 | Trinity Shaper |
🧩 結論:
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クラシック型のトランジェントデザイナーは「必須ツール」。シンプルな問題を素早く解決できる。
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Quantum型などは「Nice-to-Have(あると便利)」。音作りや実験的処理に向くが、ミックスの基本ではない。
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