この冒頭の小ネタ兼ニュース的な内容は2週間後を目途にまとめ記事に移します。
・ResonanceSoundさんで個別製品が50%OFFのHALLOWEENセール開催です。
一部バンドルは最大80%OFFです。
・IsotonikStudiosさんでAbleton Live Standard 9.7.5以上で使えるADM ORCHESTRAL Instrument Rack(通常32.49ポンド)がクーポン利用(ONEPARTRIDGE)で無料です。
Liveユーザは要チェックです。
・BrianFunkさんでAbleton Live Pack #208Halloween Thereminが無料配布です。
テルミンっぽい音が出ます。
・DecentSamplesさんでStrayer Guitarの無料ライブラリが公開されました。
・昨日PluginBoutiqueで開始したセールは以下の通りです。
セール開始日 | セール終了日 | セール情報 | 割引率 |
10月20日 | 11月6日 | SSL Native X-EQ2 & sonible smart:limit Bundle Flash Sale | 81% OFF |
10月20日 | 11月3日 | Sonora Cinematic Halloween Sale | UP TO 30% |
・小ネタです。
EQの不の一面を音も交えて解説した動画です。
プリリンギングやリンギングがどの様な事なのかを理解する事が出来ます。
EQ(イコライザー)は非常に複雑で、多くの影響を与える可能性があります。このビデオでは、EQを使用する際の予期せぬ影響について説明しています。主なポイントは次のとおりです。
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EQの影響とADSR:
- EQは、音のADSR(アタック、ディケイ、サステイン、リリース)特性に大きな影響を与えます。特に、ゼロレイテンシーEQを使用するとインパルスの持続が長くなり、オリジナルの信号が変わることが観察されました。リニアフェーズEQではプリリンギング(前後の鳴り)という別の問題が発生します。
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フィルターの影響:
- フィルターの強度が強くなると、ADSRや信号の位相に大きな影響を及ぼし、リンギング(歪みのような音)も増えます。フィルターの強度を減らすことでリンギングが減少するものの、完全にはなくならないため、慎重に使用する必要があります。
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インテリジェントEQの問題:
- インテリジェントEQ(例えばSoothe 2)を過度に使用すると、特に高いQ値での大幅なカットを行った場合、ADSRの歪みが発生します。これによりミックスが悪影響を受ける可能性があるため、インテリジェントプロセッサの使用は注意が必要です。
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ゼロレイテンシーと位相のキャンセル:
- ゼロレイテンシーフィルターを異なる信号に使用すると、信号間の位相関係が崩れ、位相キャンセルが発生することがあります。リニアフェーズフィルターを使うとこの影響を軽減できますが、前述のようなプリリンギングが発生します。
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結論:
- 攻撃的なEQフィルターの使用はADSRや位相関係に悪影響を与えるため、極力避けるべきです。また、インテリジェントプロセッサの使用時には慎重に設定を行うことが推奨されます。
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